頚性神経筋症候群/首痛-HALOカイロプラクティック☆平和島整体院/大森

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頚性神経筋症候群

最終更新日：2024-07-01

頚性神経筋症候群は、これといった明確な症状や原因がなく、自律神経失調症や慢性疲労、めまい、頭痛、更年期障害といった症状に含まれてしまう場合が多いです。

頚性神経筋症候群は、一般的には「首こり」としてみられています。

主な症状は、慢性的に「肩がこる」「首が痛い」「頭がボーッとする」「発熱」「怠い」「クラクラする」「頭が痛い」「目の奥が痛い」「めまい」「ドライアイ」「動悸」「胃腸障害」「吐き気」「発汗異常」「視力障害」「冷えやのぼせ」「胸部圧迫」「息苦しさ」…等々といった身体的疾患や精神的疾患が続きます。どれも他の病気にも当てはまってしまう症状です。

頻繁に起こる、寝違え、むち打ち、慢性疲労症候群、うつ病、自律神経失調症、めまい、頭痛…等々のうち約60%近くが、この頚性神経筋症候群に当てはまると考えられています。

不定愁訴も、実はこの頚性神経筋症候群であることが非常に多いです。

首周辺には、脳につながる神経や血管があり、首の筋肉の異常は、副交感神経（自律神経系の一部で、身体の修復が主な役割）や血行、脳脊髄液の流動に影響を及ぼします。

人間の頭は、約5-6kgあり、ボーリング玉ほどの重さがあります。そんな重い頭を支える首の筋肉は、横になって寝ている状態以外では常に緊張しています。デスクワークやスマホなど見るときなど頭を下に向ける状態では、頭の重さで首にかなり負荷がかかることになってしまいます。

長い間、そのような姿勢を続けていると、首周りの筋肉はガチガチに硬くなってしまうのは当然です。ガチガチになった首周りの筋肉が、脳と身体をつなぐ首周りの神経や血管を圧迫することによって不調が現れるとしても、不思議ではありません。

首周りの筋肉がかたくなると、頭部・脳へ流れる血流やリンパの流れ、脳脊髄液の還流が悪くなります。血行が悪くなると、脳への酸素や栄養などの供給が滞ります。また、首には自律神経などの多くの神経が通っていますが、それらの神経をも圧迫して障害を起こしてしまいます。

主な原因

頚性神経筋症候群の主な原因は、生活習慣による姿勢の悪さです。

頭の重さが首にかかるような姿勢を長時間続けている、冷房などにより首を冷やしやすい環境にいる、女性など首が細く頭の重さを支えるのが大変な体型や身長が高く下を見ることが多い、首に力が入るような緊張が長時間続く、首を含む身体の筋肉が休まらないような疲労が続く、むち打ちや打撲など首に衝撃を受けたりする、、等々が挙げられます。

最近では、携帯電話、スマートフォン、パソコンなど、長時間画面を見ていたり、下を向いていたり、指を頻繁に使ったりする中で、目の使いすぎや姿勢の悪さから首がこり、さらに慢性化すると頭痛やめまい、吐き気、疲労感などを感じるようになります。

ストレートネックも、首に負担がかかりやすいので、注意が必要です。