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HALOカイロプラクティック☆平和島整体院
東京都大田区大森本町2丁目5−13
トライシブ大森本町1階
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最終更新日:
著者:HALOカイロプラクティック 院長 HARU M.D.
股関節痛は、股関節の過剰な動きや事故が原因となっていることが多いです。例えば、準備運動が不十分なままマラソンを始めると、股関節に負担がかかり、痛みが発症する場合があります。
最初のうちは違和感がある程度のため、放置してしまいがちですが、そのまま放っておくと悪化してしまう危険性があります。
股関節に異常があると、はじめは腰や太腿、膝など股関節以外の場所が痛む「関連痛」が良く見られます。
(股関節に関連する筋肉群)
股関節が動きにくくなると、腰や反対側の脚が無理な動きでそれを補うため、股関節にかかわる様々な筋肉に過剰な負荷がかかり、腰や反対側の脚にも痛みが現れます。
日常動作で痛みが起きたり、痛みのためにできない動きが増えたりします。例えば、靴下をはく、あぐらをかくといった日常生活のささいな動作が不自由になります。
股関節に異変を感じた人の病院での診断で、中年以降に多い疾患が「変形性股関節症」です。股関節痛の約8割が変形性股関節症といわれます。
股関節が外傷や摩擦によって変形すると、スムーズに動かなくなったり、炎症が起きます。そして、痛みだけではなく、治療しないと症状も進行してしまい、歩行困難になるケースもありますので、早期治療が求められます。
生まれたときから脱臼が起きている「先天性股関節脱臼」の赤ちゃんもいます。 膝の高さが違ったり、スムーズに動かないことで周囲が気付くことが多く、成長してからも変形が生じやすい傾向にあります。
女性に多いのが「骨粗鬆症症」です。加齢に伴いエストロゲン(女性ホルモンの一つ)が減少し、骨密度の低下が原因となり、股関節の痛みが発症します。
同じ箇所に負担がかかり続けると、足の付け根の前面に痛みを感じ、「圧迫骨折」と「横断骨折」などの「疲労骨折」を起こすこともあります。
「大腿骨頭すべり症」も、股関節の痛みの原因になります。
特徴としては、主に8歳~18歳頃に多く発症します。激しいスポーツや体重の増加によって、成長期の軟骨に変形や骨折が生じ、膝へも影響します。
この他にも、「大腿骨頭壊死」や「滑液包炎」、「内転筋挫傷」、「大腿(外側皮)神経痛」、「股関節屈曲筋群拘縮症」「関節リウマチ」なども股関節周辺に痛みが出るため、単なる股関節痛だとの自己診断は禁物です。
「鼠経ヘルニア」「腰椎椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」「腸腰筋炎」「単純性股関節炎」「化膿性股関節炎」「一過性大腿骨頭萎縮症」なども股関節周辺に痛みがでることがあります。
妊娠中に股関節に痛みを感じる場合もあります。お腹が膨れ、骨盤も開き、お腹の重さを支えるために反り腰にもなり、股関節にかなり負荷がかかるためです。ひどい時には歩くのもツラくなります。
股関節が痛いと感じたら、まずは病院の整形外科などで検査を受けることをお勧めします。
変形性股関節症の代表的症状には3つあります。「痛み」「足をひきずるような歩行」「動きの制限」
ただし、足をひきずったり、動きに制限が出だすのは、ある程度股関節の変形が進んだ場合なので、初期段階では「股関節(足のつけ根)の痛み」と言えます。
痛み出す年齢は、早ければ20歳代から見られますが、だいたいは30歳代後半から徐々に増えていき、40歳代が最も多いといわれます。変形性股関節症の患者は、男女比では女性が圧倒的に多く、男性の10倍にものぼります。
多くの場合、「痛み」が最初に現れます。変形性股関節症の痛みは、最初のうちは「太腿の後ろ側」や「お尻のあたり」、「内股のところ」に痛みが出ます。
しかし、足を休ませたりすると痛みは消えます。痛くなったり、治まったりを繰り返しながら、徐々に股関節へと痛みが移っていきます。
股関節が痛くなったり、動かし難くなると、股関節を動かさないようになるため股関節周りの筋肉が衰え、お尻の外側の筋肉(特に、中殿筋)が落ちてきて、お尻や脚が痩せてきます。そして、お尻周りの筋肉が弱くなると、歩くときに骨盤をしっかりと支えられなくなってきます。
その結果、骨盤の位置が安定せず、見た目にも「足を引きずったような歩き方」になってしまいます。
変形の状態が進行すると、痛みは股関節だけではなく、腰や膝といった部分にも現れます。股関節が悪いのに腰や膝が痛くなるのは、無意識に股関節にかかる負荷を腰や膝でカバーしようとするするからで、腰や膝が痛いと感じたら、股関節の変形が悪化している可能性も考慮する必要があります。
そのうち、動くたびに脚のつけ根が痛んだり、ジっとしていても痛みが続くようになります。
ちなみに、変形性股関節症では、骨盤を支えるお尻の外側にある中殿筋が重要です。もちろん、大殿筋、太腿の前面、側面、後面の筋肉や腹筋、股関節と腰につながっている腸腰筋などにも大きく影響しています。
変形性股関節症の初期では、痛みは股関節ではなく、太腿の後ろ側やお尻周辺に痛みが現れることがあるため、坐骨神経痛と間違われることも稀にあります。
もし、坐骨神経痛だと思って治療しても一向に痛みがとれないようであれば、股関節の異常を疑ってみる必要があります。
日本における変形性股関節症は、生まれつき股関節になんらかの問題があることが多いと考えられています。ある日突然かかる病気ではなく、元からあった股関節の異常が年月を経て悪化し、発症すると言われています。
たとえば、先天性脱臼や亜脱臼、臼蓋形成不全、特発性大腿骨頭壊死、外傷性、脱臼、骨折、炎症性など。変形性股関節症は、これらの後遺症として引き起こされる病気ということです。
一方、欧米では、変形性股関節症はその半数は原因がわかない場合が多いそうです。おそらく、体型(骨格)や生活習慣などにも起因するのかもしれません。
先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全など、遺伝するのではないかと心配する人も多いですが、確率的にみて決して高いとは言えませんので、過度に遺伝性を心配する必要はありません。
むしろ、遺伝よりも「出産後や乳児期に股関節を無理に伸ばしたり曲げたりするような育児法に問題がある」との声もあります。
先天性股関節脱臼は、生まれつき股関節が脱臼したり、ズレている状態を言います。日本では圧倒的に女児に多くみられる病気です。
正常な状態は、大腿骨の骨頭が骨盤側の寛骨臼のくぼみ(臼蓋)にきっちりとはまっています。しかし、先天性股関節脱臼では、骨盤の臼蓋が発育不全で十分なくぼみになっておらず(臼蓋形成不全)、大腿骨の骨頭がしっかりとはまっていない(はまりが浅い)状態なのです。
亜脱臼も似たような状態で、大腿骨の骨頭が外側に少しズレている状態です。
股関節の脱臼や亜脱臼に気づき整復しても、寛骨臼の形成不全や大腿骨の骨頭の変形が残ってしまうこともあります。
もし、赤ちゃんが成長して学校に行くようなった時に足をひきずるような歩き方をしていた場合は、一度病院でレントゲンを撮って股関節の状態を検査してみることをお勧めします。
先天性股関節脱臼の場合、生まれつき股関節が脱臼しているため、ほとんどは乳児期に治療、整復を受けます。ところが、股関節脱臼の治療を受けたことがない人でも、股関節に発育異常がみられることがあります。いわゆる『先天性臼蓋形成不全』です。
先天性臼蓋不全では、股関節の臼蓋のくぼみが浅く、大腿骨の骨頭が十分にはまっていません。そのため、股関節がズレてしまい、変形性股関節症を引き起こしやすくなります。
臼蓋形成不全は、多くの場合、成長してから股関節に違和感を感じて、病院でレントゲン撮影して判明することがほとんどです。
変形性股関節症の変形の進行は、急激に起こりませんが、年月を経て徐々に進行します。進むスピードも症状も個人によって違います。
変形性股関節症では、骨盤や骨頭の変形が強い場合、一般には20歳代で痛みや足を引きずったりといった症状が現れ、40歳ごろにはかなり悪化してしまっている状態になっていると言われます。
しかし、実際は、性別や体重、職業、生活習慣などにより大きく左右されるため、予測できないのが実情です。
変形性股関節症の進行度は、「前期」「初期」「進行期」「末期」4つに分類されます。
① 前期の段階では、痛みがでることが比較的少なく、休めが治る程度で、歩行にはさほど支障が感じられない状態です。股関節自体はまだ、軟骨も正常の範囲内であり、関節の隙間も十分にあります。
② 初期の段階では、痛みを感じることが多く、歩行にやや支障が出始めるが、自覚症状としては前期と大差ない状態です。ただ股関節の状態は、股関節の軟骨もすり減ってきていて、関節の隙間もやや狭くなってきています。
③ 進行期の段階では、痛みが強く現れ、歩行にも支障がでて、動きも制限されてきます。ただし、人によっては前期や初期程度の自覚症状なこともあるので要注意です。股関節は骨と骨とがぶつかる部分もあり、関節の隙間がかなり狭くなっている状態です。
④ 末期の段階では、階段の上り下りが困難になるほど痛みが強くなります。杖を必要とすることもあります。股関節の変形がかなり進んでおり、関節軟骨がすり減ってほとんどない状態です。
病院での治療はまず、保存療法が適応されます。保存療法の一つは、運動療法です。
太腿の筋肉や股関節周りの筋力強化をします。また、日常生活で股関節に負担をかけないようにすることも重要で、適切な体重を保ち、歩きにくい靴やハイヒールを避け、長時間歩き続けず、正座のように負担の大きな動作を避けるなど指導されます。
その他、血流を改善し、股関節や筋肉の痛みを和らげる方法として「温熱療法」、体の外側から器具によって支え、股関節への負荷を減らす「装具療法」などもあります。
薬物療法の場合は、関節内に薬剤を注射することにより、軟骨の保護や修復を試みたり、鎮痛作用の期待できるヒアルロン酸を注入したり、ステロイド剤を利用するほか、傷みや炎症を抑える消炎鎮痛剤の使用、体の外から塗る外用薬なども検討されます。
痛みが激しく、日常生活に支障をきたす場合や「変形性股関節症」の場合は、外科的手術も選択肢となります。
変形性股関節症での治療は、痛みの頻度や強さ、股関節の臼蓋不全の程度、歩行など日常生活への影響度合いなどにもよりますが、基本的に「手術するか」「手術しないか」のどちらかです。
変形性股関節症は、年月を経ていくうちに股関節の変形が進むため、一度変形してしまうと元に戻ることはありません。
したがって、手術しなくてもまだ大丈夫という状態であれば、体重コントロール、薬物療法、杖の使用、靴などで股関節への負担を減らす、適度な運動で股関節の可動域を維持する、安静にするといった保存療法で、進行を遅らせたり食い止めたりします。
ただし、定期的にレントゲン検査で股関節の状態を経過観察することは必須になります。
手術の方法として考えられるのは、骨盤側を手術する方法、大腿骨側を手術する方法、骨盤側と大腿骨側を手術する方法、人工股関節に置き換える方法、股関節の軟部組織を切り取る方法などがあります。
股関節の状態や年齢、性別、職業、痛みの程度、片側なのか両側なのか等々を考慮にいれ、手術方法が選択されます。
腰痛、膝痛、坐骨神経痛、、、といった、股関節とは関係ないように思えても、股関節に異常をきたしていることが多々ありますので、もし、病院以外の治療院で施術を受けるのであれば、必ず股関節も調整してくれるところを選ぶ方が良いかと思います。
HALOカイロプラクティック☆平和島整体院では、一般的な股関節の痛みは、姿勢の悪さで股関節の位置がズレ始め、歩行やスポーツなどでさらに靭帯や腱、筋肉などが緊張し、痛みがでると考えています。
例えば、図のように、片側に体重を乗せると、寛骨臼にハマっている大腿骨は外側へ飛び出そうとしいると考えます。
このままでは大腿骨が外れ、股関節脱臼(亜脱臼)を起こしてしまうので、中臀筋、梨状筋、その他の関連ある筋肉や腱、靭帯が収縮し、大腿骨が骨盤から離れないように働きかけます。その際に痛みが発症します。
また、足を組んだり、ガニ股で歩いていたりすると、大腿骨は外側に、あるいは内側に捻じれてきて、関連のある筋肉・腱、靭帯が引っ張られてしまいます。そして、痛みが出ます。
鼠蹊部にも、股関節の位置がズレることで、恥骨周辺につながる筋肉や腱、靭帯が引っ張られて痛みが生じることが多いです。
股関節痛は、速効矯正・即効施術の【体の整体】の適応になります。
骨盤を調整し、大腿骨を本来あるべき正しい位置に戻し、膝や足首の関節を整えることで、股関節に過度な負荷がかからないようにし、痛みを取り除いています。
股関節がズレると、坐骨神経痛を起こすことも多いですので、早めの調整が必要です。
HALOカイロプラクティック☆平和島整体院では、骨盤、股関節、膝関節、足関節をはじめ、上半身の状態も整え、股関節への負担を最小限度におさめる姿勢づくりを行います。
股関節のすり減った軟骨を元に戻すことはできませんが、変形の進行をできる限り遅らせたり、進行を食い止め現状を維持することは可能です。
ただし、月に1~2回程度は定期的に調整する必要があります。
もし、どこへ行ってもいまいち良くならないとお悩みであれば、是非、HALOカイロプラクティック☆平和島整体院へお気軽にご相談ください。
■ 初回: 検査料+施術料 ■ 次回以降: 施術料のみ
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