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HALOカイロプラクティック☆平和島整体院
東京都大田区大森本町2丁目5−13
トライシブ大森本町1階
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最終更新日:
著者:HALOカイロプラクティック 院長 HARU M.D.
肩の関節も、老化により様々な変化を起こします。それが、ちょうど年齢的に40~50歳代に多く現れ、肩の動きに支障をきたすのです。
四十肩や五十肩になって改めて自分の年齢を思い知らされたという人も多いです。昔は「年腕(としうで)」とも呼ばれていました。
四十肩も五十肩も症状は同じです。発症年齢の違いによって「四十肩」や「五十肩」と分けられています。
医学的な病名としては、四十肩や五十肩は「肩関節周囲炎」と呼びます。
肩関節周囲炎(五十肩)をさらに細かく分類すると、「棘上筋腱炎」「石灰沈着性腱板炎」「肩峰下滑液包炎」「腱板損傷」「上腕二頭筋長頭腱炎」などや、「肩関節インピンジメント症候群」という病気もあります。
肩の関節は、運動の範囲が大きく、人間の中枢である「頭」と重要な機能を担う「手(腕を含む)」を支えているため、常に緊張した環境下で働いています。つまり、不具合が生じやすい部分なのです。
また、四十肩や五十肩はかなりの比率で、男性よりも筋肉量の少ない女性に多くみられます。
たまに、20代や30代において四十肩の症状がみられることもありますが、この場合は老化というよりは、肩への負荷に対する耐久限度を超えたか、肩関節インピンジメント(肩関節の詰まり)が原因かと思われます。
40~50歳代という年代は、普段から腕を大きく動かすことが少なくなりますし、筋肉なども若者と違って柔軟性が衰えてきます(イメージとしては、輪ゴムをしばらく放置していると、パリパリに硬く劣化するような感じです)。
すると、加齢によって肩周辺の筋肉を含む軟部組織が変性・劣化してきます。そこへ、仕事や家事、スポーツなどで肩へ負担がかかることで、肩周辺組織に疲労物質が蓄積し、限界を超えた時点で炎症が起こり、五十肩が発症すると考えられます。
肩関節周辺の組織や筋肉(カフ筋)は生まれてから40歳や50歳になるまで、ずっと酷使されています。したがって、疲労も蓄積されるのは当然です。
身体は疲労物質が溜まった組織を異物として認識するため(身体に備わった防御反応)、正常化しようとしていろいろな反応を起こします。四十肩や五十肩の場合、その反応が炎症となって現れるのです。
つまり、老化が四十肩や五十肩の引き金になっているといえます。
ちなみに、四十肩や五十肩で特に疲労物質が蓄積されやすく、その影響がでるのがカフ筋の付け根、つまり「腱」といわれる部分です。
劣化し疲労物質がたまり弱まった腱に強い力が加わると、簡単に部分的な断裂が起こります。この断裂が刺激となって腱に炎症が起きることがあります。これが肩関節の周囲に起こる腱炎、つまり「肩関節周囲炎」と呼ばれる所以です。
さらに、腱の中にカルシウムが沈着して炎症を起こすと「カルシウム沈着性腱炎」と呼ばれ、激痛を伴います。激痛のため肩を動かせずにいると、これが五十肩の人によく見られる「肩の石灰化」の始まりになります。
四十肩や五十肩は、日頃から運動をしている人や力仕事で体を動かしている人よりも、デスクワークやドライバーなど一定の姿勢で長時間いる人の方が、肩をあまり動かさないので肩周辺の組織に疲労物質が蓄積しやすく、発症する割合が高くなります。
最近では、肩に不要な新生血管(異常血管)ができてしまうことで、痛みが続いたり、肩関節周りが硬くなって四十肩や五十肩が発症するケースもあることがわかっています。
新生血管は、上腕骨と肩甲骨を包む関節包の内側にでき、関節の動きを滑らかにする関節液を分泌する滑膜にできます。さらに、新生血管では、血液の流れが非常に速く、酸素や栄養を組織に供給する前に流れてしまいます。
加えて、新生血管の周囲に痛みを伝える神経が増えてしまいす。こうしたことが痛みや可動域の制限の原因になるわけです。
加齢または職業における姿勢の変化が大きく関係していると考えられます。
五十肩は、加齢や仕事に伴う姿勢の悪さによる胸椎(背骨)の後弯の増大、すなわち背が丸まり顎が前に出る姿勢により、肩が重心線から前方へ離れ、この肩を重心線に引き寄せるために生じる広背筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋、またそれらに付随する筋肉の過剰な収縮が起こります。
筋肉が過剰な収縮を起こすと、肩甲骨は内下方へ、肩甲上腕関節の関節軸は前上方へ移動するため、上腕二頭筋長頭筋腱の圧迫が発生します。
上腕二頭筋長頭筋腱の圧迫が月日の経過と共に増加すると、摩擦により上腕二頭筋長頭筋腱鞘の周囲に炎症が起こることが、五十肩発症原因だと考えられます。
炎症は年数が経てば治まるため痛みはなくなりますが、上腕二頭筋長頭腱の圧迫はそのままになるため、肩が上がらない状態のまま(石灰化)になってしまいます。
したがって、五十肩を改善させるためには、姿勢を改善させていくことが前提となります。
腕が思うように上がらなくなり、上着を着たり脱いだりするとき、背中のボタンを留めたりするとき、帯を締めたり、髪を洗うとき、戸棚の上の物を取ろうとするとき、物を持ち上げるとき、吊り革に手を伸ばすとき、などにも肩痛が起きて不自由をすることになります。肩のパーツを全部交換したいという思いに駆られるほどです。
原因や痛みの現れ方、痛みの強さも人それぞれです。人によっては、強い痛みのために腕を動かせない状態が続き、ついには肩関節が固くなって可動域が狭くなってしまうこともあります。
四十肩や五十肩は、左右どちらか一方の肩に痛みが現れます。両肩が同時に五十肩になってしまうということは少ないのですが、一方の肩が発症すると、その肩をかばうために他方の肩を酷使しずぎて、使い過ぎた他方の肩にも痛みが出ることは考えられます。
しかし、五十肩になった3分の1の人は、1~2年のうちに自然に治ります。ただし、その1~2年間は痛みと付き合っていくことになります。残りの3分の2の五十肩の人は治療を行わないと、痛みが長引いたり、後遺症を残すことになってしまいます。
病院では、X線検査(レントゲン)や血液検査を行いますが、四十肩や五十肩の場合は検査をしても特に異常がみつかりません。よって、基本的に例えば、ラジオ体操や軽いエアロビクス、縄跳び、民謡に合わせた踊りといったような肩を動かす運動(保存的療法)が第一選択肢になります。
ちなみに、五十肩(肩関節周囲炎)の疑いで検査をする際、「X線検査」を行う方法は昭和から平成にかけて主流でしたが、現在は、運動器エコーの発展・普及により、「超音波検査」が令和時代の主流になりつつあります。レントゲンは骨や関節は写りますが、筋肉や靭帯、腱などの損傷まではわかりません。
したがって、筋肉や靭帯、腱などの微細な損傷が見極められる超音波検査が有効なのです。もし、五十肩かも…と思い受診し、X線検査しか行われなかったのであれば、超音波検査をしてくれる所を受診した方が良いかもしれません。
(五十肩の状態)
運動などの方法(保存的療法)で症状がとれない場合は、最近では、ヒアルロン酸ナトリウム(関節内の分泌液と同じ成分)を注入するようになってきています。
その他、ホットパックや超音波を用いた温熱療法を行ったりします。ただし、温熱療法は改善まで長期にわたる場合が多いです。
糖尿病にかかっている人は、糖尿病でない人と比較すると、非常に五十肩になりやすく、治りにくいと言われています。
これは、糖尿病で血糖が高い状態が続くと、関節包を構成しているコラーゲンが硬くなりやすいためと考えられています。糖尿病のある人は、四十肩や五十肩の発症を防ぐためにも、食事や運動、薬などで血糖を適切にコントロールすることが重要です。
その他、五十肩かも…と思っていても、実は重大な疾患が隠れている場合があります。
狭心症や心筋梗塞、すい臓炎、脳出血、くも膜下出血、肺結核、胸膜炎、尿管結石、胆石、胆嚢炎、生理不順、生理痛、子宮筋腫や子宮内膜症、更年期障害など。
すい臓炎の場合は、左肩や背中に痛みが出ます。肺結核や胸膜炎などは、肩や背中の奥から胸にかけて痛みが出ることがあります。
胆石や胆嚢炎は、みぞおち辺りからその右側にかけて、また右肩から肩甲骨にかけて痛みがでることがあります。
ちなみに、帯状疱疹で肩や首に痛みが出るケースもあります。
単に、五十肩/四十肩かも…と思わず、医療機関にて一度検査を受けられることをお勧めします。
肩にギクっと痛みが走ったら、まず患部を冷やすことです。五十肩の急性期はとりわけ痛みが激しく、そのため、夜間痛といって寝ていても激しい痛みが起こり、眠れないこともあるほどです。
肩の関節に炎症が起きているためで、肩の付け根が腫れたり、ほてりを感じることもあります。この段階で痛みを取ろうとしても、なかなか取れません。
普通の肩こりのように温湿布を患部に貼ったり、お風呂で温めたり、無理に運動するとかえって炎症が広がり、悪化させてしまいます。急性期には、肩の安静を保ち、患部を冷やして炎症を抑えることが一番重要です。
五十肩の冷やし方としては、ビニール袋に冷凍庫の氷と水、塩をそれぞれ少量入れ、アイスパックを作ります。
これを痛む患部に当て、小さく円を描くように動かします。じっと動かさずに置いておくと凍傷を引き起こす可能性もあるので、必ず動かしながら患部を冷やしてください。
こうして、約10~20分間ほど冷やし続けていると、冷刺激が肩の深部にまで伝わり、炎症をしずめてくれます。
五十肩の痛みが始まってすぐは、肩に炎症が起こっているため、肩を数日間冷やしたほうが良いのですが、その後、5日~1週間ほど経ったら後は、今度は肩を温め始めることをおすすめします。
冷やすのは、炎症による痛みを抑えるには効果的ですが、これはあくまで急性期の一時的な処置と考えてください。
五十肩の本格的な治療は、急性期を過ぎてから始まります。このときからは、肩の血液の流れを抑止、固まった筋肉をほぐすことが治療の目的となります。少しでも早く回復するよう治療が行われるわけです。
その手段として、大変効果的なのが、肩を温める方法です。肩を温めると血管が広がり、血液の循環がよくなるので、痛みもかなり和らいできます。また、筋肉の緊張がほぐれるので、肩の可動域も広くなってきます。
こうして、痛みを取り除きながら、肩の動きを少しずつ大きくしていくのが五十肩の基本的治療法といえます。
肩こりと同じように、湯舟でゆっくり肩を温めたり、火傷しない程度の熱さの蒸しタオルを、患部にやや広めにあてるのも良いです。
蒸しタオルの温度の低下を防ぐため、肩にあてた蒸しタオルの上にビニールやラップをかけても良いと思いますが、蒸しタオルの上からドライヤーの熱風を当てても効果的だと思います。ドライヤーの熱風は、首筋や腕の付け根など、やや広めにあてると良いです。
10~15分も温めていると、肩の痛みが和らいでくるはずです。時間のあるときに、少なくとも朝と夜の2回は行うと良いでしょう。
【ビタミンE】
血行を良くし、自律神経の働きを整えます。例えば、ウナギ、かぼちゃ、大豆などに多く含まれます。
【ビタミンC】
ストレスや疲労回復に効果があります。例えば、イチゴ、ブロッコリー、ゴーヤなど。
【カリウム】
筋肉の収縮運動に深く関わっています。例えば、ワカメ、ほうれん草、パセリなど。
【カルシウム】
カルシウムが減ると、筋肉が硬直しやすくなります。例えば、牛乳などの乳製品、小松菜など。
五十肩の語源は、江戸時代に発刊された福山藩(現在の広島県南部辺り)の漢学者・大田全斎によって編集された「俚言集覧」の「凡、人五十 歳ばかりの時、手腕骨節痛む事あり、程過れば薬せずして癒ゆるものなり。俗にこれを五十腕とも五十肩ともいう。また、長命病という」であるとされています。
また、「五十肩」の医学的病名である「肩関節周囲炎」は、1872年にフランスのDuplay医師が肩関節の疼痛と運動障害を主体とする症候群を「Periarthritis Scapulohumerale」と命名したことに由来します。
その後、1934年にアメリカのCodman医師が「Forzen Shoulder(凍結肩)」と呼んだことから、現在、英語辞書では五十肩を「Frozen Shoulder」と訳すようになりました。
腕を真横から真っすぐ上にあげるときには、腕の動きに連動して肩甲骨や鎖骨、背骨が動きます。したがって、五十肩や四十肩の場合、肩関節だけでなく、鎖骨や肩甲骨なども調整していく必要があります。
肩の動きに連動する骨・関節を全て調整すれば、それらの骨につながる筋肉も自然にゆるんできます。
HALOカイロプラクティック☆平和島整体院では、肩、肩甲骨、鎖骨を含む主要な関節(背骨、肋骨、肩鎖関節、胸鎖関節、肩甲胸郭関節、肩甲上腕関節、肘関節など)を調整することにより、肩の可動範囲を広げ、関連する筋肉をゆるめ、痛みを解消しています。
五十肩・四十肩は、速効矯正・即効施術の【体の整体】の適応になります。
1回目 | 3回目 | 5回目 | 6回目 |
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もし、どこへ行っても一向に良くならないとお悩みなら、是非、HALOカイロプラクティック☆平和島整体院へお気軽にご相談ください。
最短で改善させるようにしますが、四十肩や五十肩などの肩の痛みは1~2回で治るものでないことは予めご了承ください。
※ 余談になりますが、左側に発症する五十肩は、自律神経が関わっていたり、精神的ストレスが発症のキッカケになっていると言われています。
■初回:検査料+施術料=11000 ■次回以降:施術料のみ=7700
体の整体 | 検査料 | 施術料 |
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初回 | 3300 | 7700 |
2回目以降 | - | 7700 |
(円・税込)
※ 上記料金以外に追加料金は一切ありません。
※ 前回より6か月以上経過している場合は「初診」になります。