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HALOカイロプラクティック☆平和島整体院
東京都大田区大森本町2丁目5−13
トライシブ大森本町1階
京急本線 平和島駅 東口徒歩1分
最終更新日:
著者:HALOカイロプラクティック 院長 HARU M.D.
腱鞘炎の「腱」とは、筋肉が骨に付着する部分であり、コラーゲンから成る白っぽい紐状の組織でスジのようなものです。人間の運動に欠かせない機能を担っています。
筋肉と骨をつなぐものを「腱」と呼び、「腱鞘」とは、その腱を包むチューブのようなもので、腱と腱鞘の間は、滑液で満たされています。腱がチューブ(腱鞘)の中を、スムーズに行ったり来たり動くには、滑液は必須です。
腱鞘炎は「狭窄性腱鞘炎」とも呼ばれます。腱鞘が炎症を起こし腫れて、腱鞘の中を腱がスムーズに動かなくなった状態です。腱が炎症部分を通るため、摩擦で痛みが起こります。
親指に発症するケースが一番多いですが、次に人差し指、そして中指に出るケースもあります。
一概に腱鞘炎と言っても、部位や症状で、大きく2つに分けられます。
手首に多く見られる「ドケルバン腱鞘炎」と、指の屈伸運動に異常が現れる「バネ指(弾発指)」です。
腱鞘炎が発生するメカニズムは、医学的にまだはっきりと解明されておりません。しかし、腱鞘炎のほとんどが、日常的によく動かす関節部分に発症することから、職業上や習慣的に行う動作(仕事やスポーツなどによる母指(親指)の使い過ぎ)が深く関連していると考えられています。
実際に腱鞘炎になるのは、女性の方が多く、一番の原因は女性ホルモンの影響と言われています。腱鞘炎患者の年齢層は、20代後半と50代の女性がダントツに多いことがわかっており、これは妊娠、出産期、更年期でのホルモン変化の影響が、深く関係しているからと考えられます。
① 女性ホルモンの一つである「プロゲステロン」が、腱鞘炎の原因となっているケースがあります。
プロゲステロンには、産後や出産で緩んだ子宮や骨盤を、元に戻す作用があります。プロゲステロンは、出産で開いた骨盤を元に戻すため腱鞘を収縮させます。この時、他の箇所の腱鞘も収縮し、腱鞘内が狭くなります。
腱鞘内が狭くなった時に無理をしなければ良いのですが、赤ちゃんの世話をすると、手首などの腱に負担がかかり、狭くなった腱鞘と摩擦を起こすため、腱鞘炎を起こしやすくなります。
出産の多い20代後半から30代の女性たちに、腱鞘炎が多い理由です。
② 50代など更年期を迎えた女性の場合、女性ホルモンの一つである「エストロゲン」が減少し、腱鞘炎を発症するケースもあります。
このエストロゲンには、腱や腱鞘を柔らかくし、弾力を保つ働きがあります。しかし、閉経によりエストロゲンが減少し、腱や腱鞘の柔軟性がなくなることで摩擦が起こるため、腱鞘炎が起こりやすくなります。
③ 関節への過度の負荷も考えられます。
長時間のパソコン入力など、指や手首に繰り返し負荷をかけていると、腱や靭帯の耐久性が弱り、手を構成する細かい骨の関節に、僅かですがズレが生じます。
関節がズレると、骨と骨とをつなぐ靭帯や、筋肉と骨とをつなぐ腱に緊張(伸びたゴムのような感じ)が及び、炎症が起こります。
腱鞘炎の症状は、手首の母指側に腫れと痛みが生じます。炎症部分が痛んだり、腫れたり、動かしにくいことが特徴です。炎症部分を触ったり動かすと痛みを感じ、腱に近い部分の関節を少しでも動かすと、引きつるような強い痛みが起こります。
母指を握るようにコブシを作り、手首を小指側に曲げると痛みが出れば「ドケルバン病」と推測されます。
また、腫れてはいないけれど、腱鞘炎を起こしている指が起床時に、不自然に曲がったまま固まった状態になることもあります。
この場合は、温めながらゆっくりと動かしていくと、解消されることが多いです。
腱鞘炎は、炎症が悪化したり腫れてくるまでに、前兆が現れている場合があります。
例えば、良く使う手首が怠かったり、動かしにくかったり、関節に違和感があったり、熱を帯びている感じがあったり、関節から不自然な音がする等々の場合は、腱鞘炎になりかけている可能性があります。
「少し痛むけれど大丈夫」と軽く考えていると、知らず知らずのうちに悪化し、慢性的な腱鞘炎に発展します。腱鞘炎になる部分は、日常的にも良く使う部分ですので、腱鞘炎により仕事や生活のリズムが乱れ、ストレスの原因にもなってしまいます。
腱鞘炎は慢性化しやすい病気です。違和感を感じたら患部を休め、痛みが現れたら専門医に相談しましょう。
早い処置であればあるほど、腱鞘炎を完治させることは可能です。
基本的に病院では、保存療法が適応されます。局所の安静、場合によっては器具で固定。 痛みが強い場合は、ステロイドを腱鞘内に注入し炎症、痛み、腫れを抑えます。
重症の場合は、腱鞘を切開して腱を開放する外科的手術といったところでしょうか。手術時間は30分程度です。腱鞘炎かなと思ったら、安静にしたほうが良いかもしれません。
整体などで、関節や筋肉などを調整すれば、普通に安静にするよりも早期に改善が見込めるかもしれません。
腱鞘炎と甘く考えず痛みを感じたら、早めの治療をお勧めします。
HALOカイロプラクティック☆平和島整体院では、肩から指先にかけてのすべての関節を整え、筋肉、筋膜、腱、靭帯の過度の緊張(硬さや厚さ)を解消していきます。緊張がとれると、腱や靭帯に僅かな緩みができ、低下していた柔軟性も戻るため、正常な動きが行えるようになります。
正常な筋、腱、靭帯の動きができるようになると、炎症の原因が解消されるため、徐々に炎症もおさまってきます。
また、ホルモンが関係していると思われる腱鞘炎には、『脳の整体』の適応になります。脳の整体を行うことで、ホルモンバランスを整えつつ、骨・関節のズレを修正していきます。
腱鞘炎は、速効矯正・即効施術の【体の整体】の適応になります。ただし、ホルモン分泌が関わっている場合は【脳の整体】になります。
もし、何をしても全く効果がみられずお困りであれば、いつでもお気軽にHALOカイロプラクティック☆平和島整体院までご相談ください。
≫ ばね指/弾発指
■初回:検査料+施術料=11000 ■次回以降:施術料のみ=7700
体の整体 | 検査料 | 施術料 |
---|---|---|
初回 | 3300 | 7700 |
2回目以降 | - | 7700 |
(円・税込)
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