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片頭痛専門【脳の整体】大田区大森/蒲田/平和島

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HALOカイロプラクティック☆平和島整体院

東京都大田区大森本町2丁目5−13
トライシブ大森本町1階

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脳神経科学に基づいた
自律神経専門施術で
片頭痛を
短期改善・早期回復


片頭痛

片頭痛からの早期回復を図る

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片頭痛で来院される患者の問診において、「性別」「年齢」「頭痛発症時の様子」「性質」「よく発症する時間帯」「持続時間」「頻度」「きっかけ」「頭痛に伴う症状」…等々の確認が非常に重要となります。

これらの確認により、緊急性の有無を判断し対処する必要があります。

一般的に、片頭痛の性質、痛む箇所、痛みの程度、持続時間、発症しやすい時間帯、きっかけ、運動による痛みの変化、吐き気や嘔吐、音や光に対する過敏度、前兆の有無、性別…等々から判断されます。

ただし、片頭痛と緊張型頭痛が併発しているケースも多いです。併発している場合は非常に厄介です。

片頭痛は血管が拡張しますが、緊張型頭痛は血管が収縮します。通常、片頭痛の治療薬は炎症性神経伝達物質の放出を抑制し血管の拡張を抑えますが、緊張型頭痛の治療薬は血管を拡張させるため、真逆の作用を目的とした薬での改善はとても難しいわけです。

また、片頭痛を訴える人にアンケートをとると、多くにビタミンB12不足が疑われます。

片頭痛や疲労、立ちくらみは、ビタミンB12不足の特徴です。しかし、片頭痛には複数の原因がありますので、単純に頭痛とビタミンB12不足とを関連させることは出来ませんが、片頭痛の原因の一つにビタミンB12不足があることは、医学的にはよく知られていることです。

したがって、「慢性的に下痢でなはいか」「日常的に汗をよくかくか」「肉や野菜をバランスよく摂っているか」「乳製品を避けていないか」運動をする時にオーバートレーニングしていないか」「お酒/アルコールを飲み過ぎていなか」などを、改めて見直してみる必要があります。

片頭痛

片頭痛の説明漫画

セロトニン

片頭痛は、セロトニンと呼ばれる血管内に分泌される神経伝達物質に影響していると考えられています。

血管は通常、適量のセロトニンによって太さを維持しています。しかし、緊張やストレスがかかると、セロトニンが過剰に分泌され、血管が収縮し(細くなり)ます。

そして、緊張やストレスから解放されると、過剰なセロトニン量が急速に代謝されてしまい、今度はセロトニン量が不足し、血管が拡張して(膨張して)しまいます。

血管が膨張すると血管周辺を取り巻いている神経(特に、三叉神経)も引っ張られて炎症を起こしてしまい、頭痛が発症すると考えられています。

週末に片頭痛が起きやすいのも、平日の緊張やストレスからの解放だと考えられ、片頭痛は「週末頭痛」とも呼ばれることがあります。

また、片頭痛が発症すると、気分の変調や食欲増進/減退といった自律神経系の異常も認められるため、脳の視床下部にも関与していると考えられます。

低気圧時に片頭痛が起こる場合は、血中の水分が低気圧により身体の外へ向かおうとするため、血管が膨張し三叉神経が刺激されると考えられます。

ワインやチョコレート、アイスクリームなど特定の食べ物や、睡眠過剰や睡眠不足、1時間以上の昼寝、人混み、タバコや香水の匂い、飲酒、食べ過ぎ、疲れ、強い光、…等々も、片頭痛を発症させる誘因にもなると言われています。

片頭痛時の血管と三叉神経とセロトニンの関係

[血液中の血小板により脳内に運ばれるセロトニンが急激に放出され、これに反応した脳血管が異常に収縮し血流が悪くなります(予兆の段階)。急激に放出され出尽くしたセロトニンは数時間で代謝され血液中から消失/減少してしまうため(前兆の段階)、その反動で脳血管が一気に異常に拡張し、血管周囲に網目状に分布している三叉神経を刺激してしまいます(片頭痛発症)]

エストロゲン

女性の場合、ホルモン(エストロゲン)の急激な低下により、月経開始2日前~月経3日目と排卵日周辺に片頭痛が発生することも多いようです。

生理期間に起こる頭痛は、他の時期の頭痛に比べ「重症度が高く」「持続期間も長く」「頭痛頻度も高く」「治療に対して抵抗性が高い」ため、日常生活に支障をきたす確率が非常に高い傾向にあります。

また、避妊薬のピルを服用すると、片頭痛が起こりやすくなるようです。

妊娠中は片頭痛が治まっていることが多く、出産後に妊娠前よりも頭痛が酷くなることがあります。これもホルモンバランスの崩れ(エストロゲンの低下)に誘発された、血管収縮/拡張をコントロールする自律神経の乱れが原因だと考えられます。

片頭痛持ちの女性の多くは、初潮の始まる10代前半から発症し、40代後半辺りまで頭痛に悩まされていることが多いのですが、更年期にかけては、加齢によりエストロゲンが減少するので片頭痛も減少する傾向にあります。ただ、一方で、緊張型頭痛に近い重苦しい頭痛に変わる傾向もあります。

整体的考察

片頭痛の発生は、頭部への血流不足が大きな原因だと考えます。

主に、首周りの筋肉による「頸動脈」の圧迫が、片頭痛を引き起こすキッカケになっていると思われます。



片頭痛の特徴

頭痛の特徴は、①予兆、②前兆、③頭痛、④後発症状 の4つのフェーズがあり、それらが段階的に、あるいは複合的に、4~72時間持続(小児は2~48時間)、月に1~2回(多い人で週に1~2回)の頻度で起こります。寝込むほどの頭痛になることが多いです。

もし、毎日頭痛が発生するようであれば、「緊張型頭痛」の可能性が高いです。

月に15回以上、頭痛が現れるようであれば、「緊張型頭痛と片頭痛の併発」あるいは「薬物乱用頭痛」「慢性連日性頭痛」「脳過敏症候群」の可能性があります。

① 予兆では、憂鬱な気分になったり、食欲が増えたり、あくびがよく出るようになったり、倦怠感や首のコリ、イライラ…等々の症状が現れます。

② 前兆では、目の前がチカチカするような閃輝暗点(せんきあんてん)、知覚異常、運動障害、腹痛、めまい、失語…等々の症状が現れます。

※ 閃輝暗点では、チカチカが右の方に現れた時は左側の頭が、左の方に現れた時は右側の頭が痛むことが多いです。

③ 頭痛は多くの場合、片側や両側、左右交互に現れることもあり、ズキズキする拍動性の(脈打つような)痛みが発症、身体を動かすと痛みは悪化し、音や光や臭い、気温などに敏感になったり、気分の悪さや吐き気、嘔吐を伴います。

※ 「目の奥が押されるような痛み」「目の奥をつかまれるような痛み」と表現する人もいますし、顔の表面がピリピリと痛むことがあったり、髪をとかしたり、眼鏡をかけるのもつらいという症状が現れることもあります。

④ 後発症状では、頭痛が軽快後に、倦怠感、疲労感、集中力低下、首のコリなどがでます。

ただし、片頭痛持ちの人の全てに予兆や前兆が現れるとは限らず、予兆や前兆がない片頭痛もあります。むしろ、予兆や前兆のない片頭痛の方が多いと言われています。

片頭痛の代表的な症状

研究報告によると、母親が片頭痛持ちの場合、50%近い確率で子供も片頭痛持ち、あるいは「片頭痛かもしれない頭痛」持ちになるようです。ただ、片頭痛自体は遺伝病ではなく、ストレスやホルモンの変化などが引き金となり片頭痛を発症する「体質」は遺伝するようです。

また、「我慢していて最後に爆発する」ような性格の人に、片頭痛が現れやすいと言われています。

病院での治療は主に薬物療法になります。血管を収縮させ、三叉神経の炎症を抑制する作用のある「トリプタン系薬剤」を処方されることが多いのですが、副作用として、血管を収縮させ過ぎて心臓に悪影響を及ぼす恐れがあったり、頻繁に使用しすぎて薬剤依存に陥ってしまう恐れも、欧米では問題になっています。

漢方薬であれば、五苓散(ごれいさん)あるいは/および呉茱萸湯(ごしゅゆとう)が、片頭痛に対し効果があるとされています。

コーヒーなどのカフェインで頭痛が治まるという人もいますが、あくまで一時的なものであることは留意しておきましょう。

片頭痛の予防に役立つ食べ物について当院でオススメしているのは、鉄分やマグネシウム、ビタミンB群をもっと摂ることです。

マグネシウムは、ヒジキや黒豆、緑黄色野菜に多く含まれます。

生理時に頭痛と便秘になる方は、酸化マグネシウムの摂取が良く、肌荒れや口内炎を伴う方は、ビタミンBを摂取するサインだと思ってください。

他の原因で片頭痛

帯状疱疹でも片頭痛

少なくない原因の一つに、帯状疱疹ウイルスに起因する片頭痛があります。

帯状疱疹ウイルスとは、子供の時にかかった水痘(水疱瘡)と同じウイルスです。このウイルスが神経の付け根に残っていて、体調が悪い時などに活性化されることがあり、これが原因で疼痛や皮膚の症状が現れます。

50歳以上でストレスや疲労で免疫力が低下すると発症しやすい傾向にあります。

腹部片頭痛

腹部片頭痛は、一般には小児に発症することの多い疾患とされていますが、成人でも発症することはあります。

特に、若年の女性で腹痛を繰り返す場合は、腹部片頭痛の可能性が考えられます。

腹部片頭痛とはいえ、頭痛を伴うことは比較的少なく、強い腹痛が主となります。

2時間以上持続する漠然とした(鈍痛)ヘソ周囲の腹痛であり、食欲不振や顔面蒼白(稀に、顔面潮紅が出る人もいます)、気分の悪さ、吐き気や嘔吐を伴なうことがあります。

セロトニンが関与していると考えられています。

頭痛と腹痛が同時に起これば、腹部片頭痛を疑うことは容易ですが、頭痛を伴わない腹痛だけの場合は腹部片頭痛を疑うことが難しくなり、単に便秘などによる腹痛と診られてしまうことが多いです。

小児でこの腹部片頭痛を起こしている場合、成人になると片頭痛に移行する可能性が高いと言われています。

*セロトニンの90%は消化管に存在し、脳内のセロトニンと消化管のセロトニンが脳内セロトニントランスポーターにより結合することで、頭で起こるはずの片頭痛が腹部で起こると考えられます。ワインやチョコレートなどの特定の食べ物で成人の片頭痛が起こるのも、セロトニントランスポーターによるものだと推測されます。(参考元:大阪市立大学医学研究科消化器内科学の研究データ

ブルーライトの影響

ブルーライトの波長は太陽光の波長と非常に近いと言われています。

片頭痛は、太陽の光で誘発されることが珍しくありません。

天気の良い日に外に出るとすぐに、ズキッと片頭痛が起こるという人も多くいます。光の刺激が要因だと言われています。

目の網膜には、光感受性網膜神経節細胞という細胞が存在します。そのため、視力を失った状態の人でも、光が光感受性網膜神経節細胞を刺激すれば、セロトニンの分泌に影響を及ぼし、三叉神経に炎症が起こり、片頭痛が発症すると言われています。

当然、スマホやタブレット、パソコンなどを見すぎると、それらの機器から発せられるブルーライトが光感受性網膜神経節細胞を刺激することになってしまい、片頭痛が起こっても不思議ではありません。

また、太陽光に近いブルーライトを浴びていると、脳が「昼間だ」と錯覚し体内時計が狂い覚醒してしまうため、寝つけない、眠りが浅いなどの睡眠障害を引き起こしやすくなります。

副鼻腔炎でも片頭痛

頭痛が膿性鼻漏、後鼻漏、鼻閉、咳嗽などの鼻症状を伴う時には、副鼻腔炎が疑われます。

通常、頭部のCT画像では、目周辺から頭への上方を撮るので、副鼻腔炎が生じる上顎骨や蝶形骨洞が撮影されないため、副鼻腔炎による頭痛は見逃されてしまいやすいです。

副鼻腔炎が原因で頭痛が発生する人の大半は、片頭痛や群発頭痛のように、血管が浮腫んで神経を刺激することで頭痛が発生すると考えられています。

症状の特徴としては、朝に頭痛が強く、午後は痛みは軽くなる。また、下を向いたり頭部を前屈すると痛みが強くなることが挙げられます。

ただし、副鼻腔炎が原因の頭痛と診断されたものの、実際は片頭痛や薬物乱用頭痛だったといった逆のケースも少なくないため、鑑別が難しい頭痛です。

参考文献:medicina vol.52 no.8 2015-7

片頭痛は放置すると危険

片頭痛があることで、女性はMRI上「4倍脳梗塞が増え、ピルを服用することにより7倍、喫煙で9倍、喫煙とピルの両方で10倍に増える」というデータがあります。

特に、前兆のある片頭痛の場合は、ピルの服用は禁忌。狭心症や心筋梗塞が増えるというデータもあります。

また、片頭痛があると、4~6倍も鬱病やパニック症になりやすいというデータがあり、逆に、うつ病の8~9割に何らかの頭痛があるそうです。

その他の可能性

平均35歳(男性30歳、女性40歳)以上で激しい頭痛を初めて発症した場合、年齢的な側面から、片頭痛よりもまず、くも膜下出血のような命にかかわる頭痛の可能性を考える必要があります。くも膜下出血は、「突発的に最大の頭痛」を発症するのが特徴です。

中年以降(更年期を過ぎた辺り)に発症した女性の慢性頭痛では、片頭痛よりも緊張型頭痛の可能性が考えられます。

頭痛発症後、頭痛が徐々に強くなる場合では、脳圧亢進や髄膜炎などの可能性が考えられます。

片頭痛は20~50歳代女性に多いですが、緊張型頭痛は性別に関係なく、群発頭痛は若年男性に多いです。

三叉神経痛による頭痛は中年以降の女性に多く、顎関節症に関連する頭痛は若年女性に多いです。

良性頭蓋内圧亢進症(頭蓋内の圧が上昇し起こる頭痛)は若年肥満女性に多いです。

その他、側頭動脈炎による頭痛は高齢者に多く、抗リン脂質抗体症候群やミトコンドリア脳筋症といった頭痛は若年者に多いと言われます。

脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)や起立性調節障害、副鼻腔炎、薬の服用のし過ぎによる薬物乱用頭痛…等々による頭痛もあります。

頭痛は様々な病気に伴いますので、一度きちんと病院で検査し、片頭痛や緊張型頭痛といった痛みなのか、それとも何かしらの病気に伴う頭痛なのかを確認することが大切です。

参考資料:頭痛の診療ガイドライン2021

HALOカイロプラクティックでは



片頭痛の多くは、頭蓋骨の縫合部分(頭の骨と骨のつなぎ目)が異様に固い傾向があります。この固い部分を解除することで、片頭痛の発症頻度を徐々に減らしていき、改善に導いていきます。

頭蓋骨をゆるめ、筋肉をゆるめ、頭蓋骨内に満ちている脳脊髄液の流動をスムーズにさせ、視床下部や下垂体にアプローチし、ホルモンバランスを整え、血液の流れが整えれば、脳血管の異常な拡張も減少し、三叉神経への刺激も緩和されるため、片頭痛は改善していきます。

加えて、首の骨や肩甲骨周り筋・骨格を調整を加えることで、改善率が驚くほど高くなります!

もし、どこへ行っても一向に良くならないとお悩みなら、是非、HALOカイロプラクティック☆平和島整体院Lへお気軽にご相談ください。

どの程度まで改善させたいのかにもよりますが、その場の痛みを取りたいだけであれば、1回の施術でも改善が期待できます!

片頭痛は、短期改善・早期回復を目指す【脳の整体】の適応になります。

片頭痛に悩まされた著名人

著名人も片頭痛に悩まされていた!

片頭痛に悩まされていた著名人が多いこともよく知られています。

海外では、ジュリアス・シーザー(古代ローマの政治家)、ルイス・キャ ロル(「不思議の国のアリス」の作者)、ナポレオン・ボナパルト(フランスの軍人)、パブロ・ピカソ(スペインの画家)が有名です。また、アメリカの歴代大統領のうち、9人の大統領が片頭痛持ちだったそうです。

日本では、後白河上皇が頭痛に悩まされ、頭痛を癒すために「頭痛山平癒寺」の名を持つ蓮華王院・三十三間堂を建立したことはよく知られています。

また、芥川龍之介は自身の頭痛経験から、片頭痛の前兆である閃輝暗点を小説『歯車』で描写しています。


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