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HALOカイロプラクティック☆平和島整体院
東京都大田区大森本町2丁目5−13
トライシブ大森本町1階
京急本線 平和島駅 東口徒歩1分
最終更新日:
著者:HALOカイロプラクティック 院長 HARU M.D.
周期性嘔吐症候群(Cyclic Vomiting Syndrome: CVS)は、数日間の嘔吐を周期的に繰り返し、一時的に嘔吐がおさまっている間は正常な状態であり、年数の経過とともに自然に治癒していくことが特徴です。
この周期性嘔吐症候群は、「自家中毒」あるいは「周期性ACTH-ADH分泌過剰症」とも呼ばれることがあります。また現在は、片頭痛に関連した疾患と考えられています。
残念ながら現在の医療において、診断の決め手となる検査方法はなく、症状の経過(問診)、嘔吐における特徴、尿検査や血液検査などにより他の病気の可能性を除外し、他に考えられる疾患がない場合に「周期性嘔吐症」と診断されます。
原因はいまだ解明されていないのですが、脳にある嘔吐中枢とケトーシス調節中枢の調節障害により、脂肪や炭水化物の代謝機能が乱れ、ケント体(肝臓で脂肪が分解されることにより作られ、血液中に放出されるアセトン、アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸のことをまとめてケトン体と呼び、脳や筋肉のエネルギー源として利用される)が血液中に過度に増えるために(血液が酸性化する)嘔吐が発症するという説が有力です。
問題点は、まだ国内の医療機関においてこの疾患が十分に認知されていないことであり、そのため適切な治療が行われていないと考えられます。時間がたてば自然に改善されてくるとみられているため、起立性調節障害同様、十分な研究が進められていない現状があるようです。
自然に改善されてくるとはいえ、症状の程度や人によっては、周期性嘔吐症候群は成人になっても症状が残ったり、片頭痛に移行してしまう症例もあるようです。
発症年齢は、2~10歳位にみられ、細い体つきで繊細、神経質な子供に多くみられます。風邪などの発熱、遠足や発表会といったイベントの前後、チョコレートなど脂質の多いものを食べたり、乗り物酔い…等々がきっかけになるようです。
自律神経が乱れやすかったり、情緒不安定な子供にも起きやすいとされています。
また、前日に夕食を摂らずに寝たりした翌朝にも起こりやすいと言われています。
症状は、元気がなく食欲が落ちてきたと思ったていたら、突然吐きはじめ、吐くものがなくなっても吐きます。吐く息がリンゴの腐ったような臭いになります。ヘソの周囲が痛んだり(腹痛)、頭痛を伴い、便秘傾向になりやすいようです。特に、熱や下痢などは伴いません。
顔色も悪くなり、脱力感、倦怠感、体力低下による歩行障害、集中力低下、無表情など様々な症状が現れます。
病院での治療は、周期性嘔吐症に対する治療がないため、基本的に対処療法が主になります。吐き気を止める薬や鎮静剤、ブドウ糖の点滴、食事の改善、ストレスを軽減させる心理療法、漢方薬の投与といったところです。
食事においては、高カロリーなものは控えるようにします。ただ、嘔吐により脱水や血糖値が下がったりもしますので、ヤクルトやカルピスなど量が少なくても糖分が多いものがお勧めです。
吐いてばかりいると、胃酸により虫歯が増えやすくなったり、食道が傷つくこともありますので、親御さんは注意してください。
HALOカイロプラクティック☆平和島整体院の独自の専門施術にて、自律神経の乱れを整えて、症状を改善へと導いています。もし、子供が頻繁に吐くようでしたら、医療機関で診てもらったうえで、当院へご相談ください。
周期性嘔吐症は、短期改善・早期回復を目指す【脳の整体】の適応になります。
■初回:検査料+施術料=14300 ■次回以降:施術料のみ=11000
脳の整体 | 検査料 | 施術料 |
---|---|---|
初回 | 3300 | 11000 |
2回目以降 | - | 11000 |
(円・税込)
※ 上記料金以外に追加料金は一切ありません。
※ 前回より6か月以上経過している場合は「初診」になります。