TEL. 070-9150-1059
事前予約制/当日予約OK/最終20時/土日営業
HALOカイロプラクティック☆平和島整体院
東京都大田区大森本町2丁目5−13
トライシブ大森本町1階
京急本線 平和島駅 東口徒歩1分
最終更新日:
著者:HALOカイロプラクティック 院長 HARU M.D.
思いがけない事態が起きたときに、一時的にパニック状態に陥ることは誰にでも起こりうることですが、特に何の原因も心当たりもなく、また体に悪いところがあるわけでもないのに、突然、なんの前触れもなく不意に「パニック発作」が起こります。
胸がドキドキし、胸がしめつけられ、息ができなくなり(水に溺れるような感じのケースもある)、このまま死ぬのではないか、気が変になるのではないか…等々の強い不安や恐怖におそわれるようなパニック状態に陥るのが「パニック症(パニック障害)」の特徴です。
※ 2013年に日本精神神経学会において「パニック障害」から「パニック症」へ日本語表記/呼び方が変更されました。
パニック障害と診断された人が最も恐れることは、発作が出て苦しい瞬間も怖いですが、またパニック発作が起きるのでは…と感じる瞬間は更に怖いのです。発作がでるということが怖いのです。誰も助けてくれなさそうな状況や逃げられない状況が怖いのです。
パニック障害は孤独な病気です。周りの理解が得られず、一人で苦しみます。健康な人にパニック発作のことをいくら説明しても、苦しく死にそうな恐怖は理解してもらえません。
だから、多くの人は自分自身で何とかしようと隠し、耐えて、我慢します。
私自身も、今では改善しましたが、40歳半ば頃にパニック発作を起こしていた経験があります。発症のキッカケは、身体を動かせない「歯の治療中」でした。
パニック症(パニック障害)は、100人に1人は患ったことがあるとも言われており、そう珍しい病気ではありません。
どの年代にも発症しますが、思春期後期や成人期早期に最も多く発症し(発症年齢の平均は20~24歳)、働き盛りの若い人に発症しやすい傾向にあるとみられています。また、女性は男性の2倍ほど多いといわれていますが、男性も決して少なくはありません。
パニック症(パニック障害)を発症すると、80%以上の人が特定の場所(たとえば、電車や飛行機、エレベーター、人混み…等々)を避ける「広場恐怖」をいだくようになります。
一方、不安症(不安障害)の特徴は、①些細なことを心配し過ぎる心配性、②心配のあまり緊張状態がずっと続く、③緊張のせいで頭痛・胸の痛み、消化不良を起こす、④圧倒的に女性に多く発症する。
病院の検査を受けても結果は異常なしと言われ、本人自身も病気だという自覚がなく、本人としてはちょっと人見知りで内気なだけだと思い込んでいる場合が多いです。
現在、医学的には「自律神経の交感神経の過緊張によって引き起こされる脳内不安神経機能の異常」によると考えられています。
つまり、自律神経のバランスが乱れて、脳の機能に何らかの誤作動が生じるためにパニック発作が起こっているようです。
脳において、危険を察知して恐怖心を呼び起こすのは大脳辺縁系の扁桃体で、ここからの指令が自律神経の中枢に伝わり、ノルアドレナリンが分泌されて、血圧を高め、心拍数を上げて、めまいや動悸などのパニック発作を起こします。
また、女性で発症した場合は、PMSや出産などホルモンバランス/月経周期や更年期障害による自律神経の乱れに関係している可能性が高いと考えられます。もちろん、不安症も同様です。
以下のようなものが、パニック発作を誘発するといわれています。
・コーヒー(カフェインがノルアドレナリンを促す)
・タバコ(ニコチンの抗不安作用のリバウンド)
・アルコール(アルコールの抗不安作用のリバウンドなど)
・咳止め:エフェドリンや気管支拡張薬(ノルアドレナリンのレセプターを刺激)
・経口避妊薬(女性ホルモンが不安を喚起)
・低血糖(低血糖は不安を増強)
・疲労(疲労物質である乳酸との関連)
・睡眠不足
・過呼吸(二酸化炭素の上昇などが過呼吸を引き起こす)
・蛍光灯(ピカピカするフリッカー効果との関連)
…等々
パニック症(パニック障害)の診断や治療は精神科(精神神経科)や心療内科が専門となります。
次の症状のうち、4つ以上の症状が突然起こり、10分以内にピークに達する場合、パニック発作とされています。(以下はパニック症/パニック障害の診断基準の一部です)
・動悸、心悸亢進、または心拍数の増加
・発汗
・身震いまたは震え
・息切れ感または息苦しさ
・窒息感
・胸痛または胸部不快感
・吐き気または腹部の不快感
・めまい感、ふらつく感じ、頭が軽くなる感じ、気が遠くなる感じ
・現実感消失または離人症状(自分が自分でないような感じ)
・コントロールを失うこと、または気が狂うことに対する恐怖
・死ぬことに対する恐怖
・異常感覚(感覚麻痺またはうずき感)
・冷感または熱感
まず、血液検査や尿検査、心電図、心エコー、胸部レントゲン検査などを実施し、他の病気の可能性を調べます。他の病気でないとわかると、心療内科や精神科などで、いくつかの心理テストを行い、パニック症(パニック障害)かどうかを見極めていきます。
パニック症(パニック障害)の治療には、薬物療法と認知行動療法が主体で行われます。
薬物療法では、薬でパニック発作を抑え込みコントロールしながら、最終的には薬を飲まなくてもよい状態に持っていきます。
認知行動療法では、不安や恐怖感をコントロールできるようになるために、自分の生活状況や考え方、行動がパニック発作とどう関連しているかを理解し、電車にのれない、人ごみを歩けないなどの行動をコントロールできるようにしていきます。
HALOカイロプラクティック☆平和島整体院ではまず、全身の骨格や頭蓋骨の硬さを調整し、背骨や肋骨、そして肩甲骨と横隔膜を調整し深く息を吸える身体の状態にします。
そして、脳をクリーニングし栄養を届ける脳脊髄液の状態を改善し、脳内圧をコントロールすることで、自律神経を安定化していきます。
また、首の骨(頚椎)の配列を整えることで、迷走神経を整えます。
パニック症(パニック障害)や不安障害は、短期改善・早期回復を目指す【脳の整体】の適応になります。施術回数は、週一回×3ヵ月程度になります。
改善までの道のりにおいてはやはり、ストレスの軽減、家族の病気への理解、発作時の冷静な対応、生活全般におけるサポートといったことが一番重要になると思います。焦らず、気長に治していくという気持ちが大切です。
もし、どこへ行っても一向に良くならないとお悩みなら、是非、HALOカイロプラクティック☆平和島整体院へお気軽にご相談ください。 週一回の施術ペースで約3ヵ月ほどで改善が期待できる思います。
■初回:検査料+施術料=14300 ■次回以降:施術料のみ=11000
脳の整体 | 検査料 | 施術料 |
---|---|---|
初回 | 3300 | 11000 |
2回目以降 | - | 11000 |
(円・税込)
※ 上記料金以外に追加料金は一切ありません。
※ 前回より6か月以上経過している場合は「初診」になります。