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HALOカイロプラクティック☆平和島整体院
東京都大田区大森本町2丁目5−13
トライシブ大森本町1階
京急本線 平和島駅 東口徒歩1分
最終更新日:
著者:HALOカイロプラクティック 院長 HARU M.D.
更年期とは、閉経の前後10年の時期のことを指します。閉経の平均年齢は約50歳なので、一般的には45歳~55歳の10年間が「更年期」ということになります。
平均閉経年齢は50歳。閉経年齢には個人差があるため、早い人は40代前半で更年期にさしかかることもあります。
更年期は、その年齢を迎えた女性には誰にでも訪れるものです。しかし「更年期症状」と呼ばれる心身のさまざまな不調の現れ方は、人それぞれです。
代表的な「更年期症状」としては…
発汗、ほてり、のぼせ、眠りが浅い、頭痛、肩こり、うつ気分、動悸、疲れやすい、目眩、冷え、息苦しさ、胸の痛み、膝やかかとの痛み、喉のつかえ感、皮膚の乾燥感、イライラ、不眠、気分の落ち込み、やる気が出ない、集中力の低下、性欲の低下…等々となります。
もちろん、他にもあり、卵巣機能低下による膣の変化、ホットフラッシュ等の自律神経系の症状、不眠や頭痛といった精神神経症状、肩こりや腰痛などの整形外科的症状など、様々な症状があらわれます。
異常発汗、手足の冷え、不眠、倦怠感といった一連の症状は、更年期の女性にはよくみられます。「更年期は、時期が来れば自然に治る」と簡単に片づけられがちなこれらの症状は、自律神経機能に異常をきたしているために起こっていることが多いです。
多くの人は、2つ以上の症状が現れています。8つ以上の症状を持っている人も結構います。数多くの症状が現れても、多くは多少つらさは感じていても普通に生活できます。しかし、中には症状が強くあらわれ、生活に支障をきたす人もいるにはいます。このような場合を、「更年期障害」と呼びます。
つまり、女性ホルモンの低下をきっかけに、更年期にあらわれる症状が「更年期症状」、その症状により生活に支障をきたすようになったものが「更年期障害」です。
一般に更年期障害は、女性の場合、「エストロゲン」という女性ホルモンの減少によるものだとされています。しかし、エストロゲンが減少しても平気な人もたくさんいます。
つまり、必ずしもエストロゲンの減少が更年期障害の原因とは言い切れないかもしれません。
最近の医学も進歩し、様々な研究により、更年期障害は自律神経の乱れに起因していることがわかってきたのです。
交感神経が過剰に優位になると血管も過剰に収縮するため、血圧も比例して高くなり、血圧が高まったことで頭痛が起きたり、ホットフラッシュが起きたりして、心拍数が高まり不整脈が起きたりするわけです。
自律神経は内分泌系(ホルモン系)や免疫系とともに、身体の内部環境の調和に重要な働きをしています。それだけに、自律神経の働きが乱れると様々な不快な症状が現れます。
内分泌(ホルモン)⇔自律神経、自律神経⇔免疫、免疫⇔内分泌と、「自律神経」「内分泌」「免疫」の3つの機能は、正三角形のようにバランスを保ちながら身体を維持しているのです。したがって、一つの機能がバランスを崩すと、他の2つの機能も必然的に不調をきたすわけです。
ずっと続く目眩が更年期のせいだと気付かず、内科や耳鼻科をいくつも通ったり、脳神経外科で脳の精密検査まで受けられる人もいます。
検査では何も異常がなく、症状の改善もないため、婦人科に行きホルモン治療を始めると、症状が消える人も少なくありません。
月経があっても、更年期症状が発症する人もいますので、40歳を過ぎて「何だかよくわからない体調不良」が続いた時は、念のため、病院で相談してみることをお勧めします。
胸の痛みが心臓の病気によるものだったり、めまいや耳鳴りが脳腫瘍によるものだったりすることもありますから、どの症状も「更年期障害」と決めつけず、病院で検査を受けた方が安心です。
更年期は誰もが経験するものなので、多少の体調不良があっても日常生活には全く支障がないのであれば、絶対に治療しなければいけないというものではありません。
更年期と呼ばれる時期は、心身の色んな不調が出やすいのと同時に、今まで多少無理ができていた人でも体力や抵抗力が落ちる年齢ですので、そのことを自覚した上で日常生活を見直してみてください。
逆に、更年期症状がひどすぎて、日常生活もままならない時は、早めに治療を開始した方が良いです。中には、うつ状態がひどくて家事が何もできなくなったり、一歩も外に出られなくなったりする人もいます。
また、関節や踵の痛みがひどくて歩くのが難しくなる人もいます。
病院では、漢方薬などの薬を処方されるか、2~3ヶ月ホルモン補充療法を行い症状の改善を図ります。
漢方の「三大処方」と呼ばれているのが「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」「加味逍遙散(かみしょうようさん)」「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」で、患者の体質や強く現れている症状によって使い分けられます。
たとえば、睡眠時間、入眠障害、中途覚醒、熟眠障害について、
(1) 入眠障害に対しては、「加味逍遙散」と「桂枝茯苓丸」が高い効果を示しました。
(2) 中途覚醒に対しては、「当帰芍薬散」と「加味逍遙散」、「桂枝茯苓丸」で効果を示し、
(3) 熟眠障害に対しては、「加味逍遙散」が明らかな効果があることが分かりました。
(4) 発汗や循環器症状に対しては、「桂枝茯苓丸」が効果があり、
(5) 頭痛やめまいについては、「加味逍遙散」で明らかな効果があることがわかりました。
・ 更年期障害の治療は、比較的長期にわたって行われることが多いが、漢方療法の副作用の発生頻度は少ない。
・ ホルモン補充療法は、運動血管障害には奏功するが多彩な愁訴には不十分で、漢方療法よりも副作用が多い。
・ 精神安定剤には眠くなる作用があり、抗うつ剤はその使い方が婦人科医にとって不慣れである。
と言われています。
エクオール(女性ホルモンエストロゲンと似た物質)を多く含む大豆食品を摂取すると良いと言われています。例えば、納豆、味噌、豆腐、油揚げ…等々。
全身が怠い、疲れが取れないなど、40代や50代の更年期の男性でもっとも多い症状が全身倦怠感です。
更年期になると、男性も女性もホルモンが低下してきます。
男性の場合は「テストステロン」と呼ばれるホルモンが精巣から分泌されますが、分泌低下してくると脳にある脳下垂体というホルモン分泌中枢から、精巣に対しホルモンの分泌を促すための性腺刺激ホルモンが分泌されます。
しかし、更年期になると、脳下垂体からの性腺刺激ホルモンの分泌量が増加しても、精巣からのホルモン(テストステロン)の分泌量が減少したままで増加しにくくなります。
そうなると、性腺刺激ホルモンの増加が自律神経をコントロールする視床下部に影響を及ぼしてしまい、視床下部が興奮状態に陥ってしまいます。
つまり、自律神経の交感神経が優位になりっぱなしの状態になってしまい、自律神経が乱れ、不安、イライラ、不眠、動悸、息苦しさ、手足の痺れ、頭重感など、自律神経失調症といわれる様々な症状が現れるようになります。
そのうち、眠れない夜が続くようになり、全身も怠く、仕事も手につかなくなってきます。眠るためにお酒の量が増え、かえって熟睡感も得られません。眠っても疲れるような毎日になり、こんな生活を繰り返しているうちに、ますます不健康な身体になってきます。
人によっては、不安が続き、わずかなストレスがきっかけで、パニック症や不安症まで引き起こします。
男性ホルモンの低下は、体型にも現れることがあります。30歳代くらいまではガッシリした体型だった人が、40歳代になってから手足が細くなってきたり、胸板も薄くなってきたり、お腹が出てきたり、体重は変わらないのにベルトの穴が広がってきたりなど。
これは単に運動不足による体型の変化もありますが、男性ホルモンの低下によって身体が女性化してきたためと考えられます。もちろん、個人差はあり歳を重ねても体型の変わらない人もいます。
代表的な症状としては…
ほてり、のぼせ、動悸、不眠、不安、耳鳴り、頭痛や頭重感、うつ傾向、呼吸困難、集中力低下、めまい、しびれ、知覚の鈍り、肩こり、筋肉痛、関節痛、発汗、口内乾燥、食欲不振、便通異常、腹痛、全身倦怠感、頻尿、残尿感、会陰部不快感、性欲低下、勃起不全(ED)、性交中の中折れ…等々です。
ストレスに弱い人、神経質でまじめな人、自律神経が不安定な人、管理職になっている人、銀行員や税理士などの職業の人、事務系で細かい仕事が主の人、人間関係が下手な人、生き甲斐や趣味の少ない人、くよくよ考え込む人、通勤時間が長い人、家族関係に問題がある人、身体を動かすことが嫌いな人や出不精の人、運動が嫌いな人、せっかちで几帳面でもある人、等々。
更年期障害に有効な日常生活でできることは、まずは毎日の食生活を今一度見直してみて、栄養バランスのとれた和食中心の食事を心がけ、適度な運動をし、出来る限り十分な睡眠をとるようにし、アルコールやたばこは控え、何よりもストレスをためないようにすることです。
ちなみに、医師は教えてくれませんが、更年期障害を手っ取り早く改善する方法として、女性も男性も「恋」をすることです!
人を好きになり恋をすれば、ドーパミンやセロトニンの分泌量は増え、女性ホルモンや男性ホルモンの分泌も増えますので、更年期障害を乗り越えられます!
一時期、韓国俳優に夢中になった年配の女性達がいらっしゃいましたが、そういったことも更年期を乗り越える生物としての本能的なものなのかもしれません。
女性ホルモン、男性ホルモンともに、ホルモンの分泌を調整しているコントロールタワーは、脳の視床下部です。また、体温を調節したり、発汗を調節しているのは自律神経ですが、自律神経のコントロールタワーも視床下部です。
したがって、更年期症状を改善させていくには、その視床下部を調整していく必要があるわけです。
HALOカイロプラクティック☆平和島整体院では自律神経の乱れからホルモンバランスが乱れて、更年期障害が発症すると考えており、自律神経バランスを回復させることがホルモンバランスを回復させることにつながると考えて施術を行っています。
視床下部や下垂体といった中枢神経を整え、頭蓋内から背骨の中を満たす脳脊髄液の流れをスムーズにし、頭蓋内圧を減少させ、自律神経を整え、症状を軽減させていきます。
更年期障害は、短期改善・早期回復を目指す【脳の整体】の適応になります。施術回数は、週一回×3ヵ月程度になります。
辛い症状は我慢せず、適切な治療を受けて快適に過ごしましょう。
もし、どこに行っても一向に症状が緩和されないとお悩みなら、是非、HALOカイロプラクティック☆平和島整体院へお気軽にご相談ください。
■初回:検査料+施術料=14300 ■次回以降:施術料のみ=11000
脳の整体 | 検査料 | 施術料 |
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初回 | 3300 | 11000 |
2回目以降 | - | 11000 |
(円・税込)
※ 上記料金以外に追加料金は一切ありません。
※ 前回より6か月以上経過している場合は「初診」になります。