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アジャストメントについて-HALOカイロプラクティック☆平和島整体院/大森

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HALOカイロプラクティック☆平和島整体院

東京都大田区大森本町2丁目5−13
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カイロプラクティックの
アジャストメント


アジャストメント

カイロプラクティックのアジャストメントについて

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カイロプラクティック(HVLAマニピュレーション)の「アジャスト(またはスラスト)」について解剖学的に説明していきたいと思います。

まず「HVLA」とは、High Velocity Low Amplitude の略であり、「High Velocity:高速」「Low Amplitude:低振幅、つまり短い距離」という意味になります。要は、速いスピード(加速度)でほんの僅かな距離(ミリ単位)にて骨を動かす手技ということです。

(世間一般に言われるボキボキ整体は、HVHA(速いスピードで長い距離)にて骨を動かす傾向にあり、筋や腱や靭帯の損傷を招く恐れがあるかもしれません。)

カイロプラクティックについて「関節や筋肉を調整し、体の神経機能を整えることで自然治癒力を活性化させ、症状の改善と体全体の機能向上を図っている」といったような説明をする人は多いですが、具体的かつ解剖学的に説明できる人があまりいません。要は、よくわからずにボキっとアジャストしている人がほとんどです。

解剖学的基礎知識

筋紡錘とゴルジ腱器官

① 筋(筋肉)と骨は、腱によってつながっている。筋が収縮する(縮む)と、腱が少し伸長し(伸ばされ)、骨が引っ張られて関節が動く。

② 筋には「感覚神経」と「運動神経」の2種類が存在する。

感覚神経
筋や腱からの収縮や伸長情報を中枢神経(脊髄や脳)へ伝達する。

※ 筋からは1a群繊維、腱からは1b群繊維の感覚神経となる。

運動神経
中枢神経から筋へ収縮の指示を伝達する。

※ 運動神経には、錘外筋を収縮させるα運動ニューロン、錘内筋の両端を収縮させるγ運動ニューロンがある。

③ 筋には「筋紡錘(きんぼうすい)」、腱には「ゴルジ腱器官(または腱紡錘とも呼ぶ)」と呼ばれるセンサーが存在する。

筋紡錘
「筋の長さの変化」と「その変化の速度」を検知するセンサー。筋紡錘は筋に存在し、感覚神経や運動神経とつながっている。

※ 筋紡錘は、錘内筋と錘外筋からなる。

ゴルジ腱器官
「腱の伸長」を検知するセンサー。筋から腱への移行部に存在し、急激な筋の収縮を抑制し、筋を弛緩させる役割をもつ。

※ 例えば、急激な筋の収縮が起こると、必然的に腱にも急激な伸長が生じる。その急激な筋や腱の変化により筋や腱が損傷しないよう「ゴルジ腱器官」から中枢神経へ腱の伸長情報が即座に伝達される。すると、中枢神経は筋の収縮を抑える抑制機能(抑制性介在ニューロン)を発動させ、筋を弛緩させる。

④⑤は膝蓋腱反射(膝下を叩くと足が跳ね上がる動き)を例に上げて説明
伸張反射

伸張反射
筋が意図せず瞬間的に伸ばされると、脊髄反射で筋が収縮する現象

脛骨につながっている膝蓋腱を打腱器で叩く → 叩かれた腱の凹んだ分だけ瞬間的に腱が引っ張られる → 腱とつながる大腿四頭筋も瞬間的に伸長する → 大腿四頭筋に存在する「筋紡錘」が筋の伸長を検知し、感覚神経を通して中枢神経へ筋の伸長情報を伝達 → 筋の伸長情報を受け取った中枢神経は運動神経を通して、大腿四頭筋へ筋を収縮させるよう指示 → 筋の収縮指示を受けた大腿四頭筋は即座に筋を収縮させる(必然的に腱は伸長する)→ その結果、大腿四頭筋の収縮により足がピョンと跳ね上がる

ゴルジ腱反射(自原抑制とも呼ぶ):
腱に過度な伸長が加わると、腱を伸長させている筋の収縮を反射的に抑制する現象

足がピョンと跳ね上がるほど大腿四頭筋が急激に収縮すると、必然的に腱も急激に伸長する(ここまでは伸張反射)→「ゴルジ腱器官」は腱の伸長を検知すると、感覚神経を通して中枢神経へ腱の伸長情報を伝達 → 腱の伸長情報を受け取った中枢神経は大腿四頭筋の収縮を抑える抑制機能(抑制性介在ニューロン)を発動させる → 筋の収縮が抑制され、大腿四頭筋は弛緩する → その結果、跳ね上がった足はすぐに着地する

■(参考までに)拮抗抑制 について

中枢神経から運動神経を通して、大腿四頭筋の収縮の指示が伝達されると同時に、拮抗筋となるハムストリングスへは筋の収縮を抑える抑制機能(抑制性介在ニューロン)が発動し、ハムストリングスは弛緩する。(これが主動筋と拮抗筋の関係)

骨/関節にズレが生じる原因

歪み発生

① もし仮に、骨格(骨/関節)に筋肉や腱がついていなければ、骨格だけではズレ(歪み)が生じることはありません。筋の収縮やそれに伴う腱の伸長により、骨が筋や腱に引っ張られて関節にズレが生じます。

② 「筋紡錘の過負荷」と「ゴルジ腱器官の機能低下」が原因だと考えられています。

日々の姿勢や繰り返し動作、オーバーユースや外傷などにより、筋の収縮が持続、あるいは筋の収縮が何度も繰り返されると、必然的に「筋紡錘」の活動性も増加するため、筋の過緊張状態が発生します。

本来「ゴルジ腱器官」が正常に機能していれば、筋の収縮に伴い、腱の伸長情報が中枢神経へ伝達され、過度な筋の収縮を抑制する「ゴルジ腱反射」が起こるはずなのですが、筋の疲労などの要因により「ゴルジ腱器官」の機能が低下した結果、筋の過緊張状態(過度な筋の収縮)が続き、骨が筋や腱に引っ張られ続けて次第に関節にズレが生じます。


アジャストについて

サブラクセーション

アジャストの目的

アジャストは、亜脱臼しているような骨を元にハメ直すもの(整復)ではありません。

機能低下を起こしている「ゴルジ腱器官」の機能を回復させ「ゴルジ腱反射」を起こし、過緊張で収縮状態にある筋を弛緩させて、筋や腱で引っ張られズレてた骨・関節を元に戻すことです。

そのため、アジャストにて急速に一瞬で骨を動かすことで腱を伸長させ「伸張反射」を引き起こし、腱の伸長情報を中枢神経に伝達させ「ゴルジ腱反射」を回復させようとしているのです。

※ アジャストは、膝蓋腱反射における打腱器の役割になります。

アジャストのスピード(加速度)

膝蓋腱反射を起こすために、打腱器でたたく速度は「1~2m/秒」必要と言われています。つまり、アジャストの速度も「1~2m/秒」以上の瞬間的なスピードが理想と考えられます。

関節の可動域

関節可動域

「自動的関節可動域(自力で動かせる範囲)」

「生理学的制限(自動的関節可動域の最終点)」

「他動的関節可動域(他力で動かせる範囲)」

「弾性繊維バリア(他動的関節可動域の最終点)」

「準生理学的関節可動域(アジャストする範囲)」

「解剖学的限界(準生理学的関節可動域の最終点)」

アジャストは弾性繊維バリアから準生理学的関節可動域の範囲内で行います。解剖学的限界を超えると危険です。

したがって、解剖学的限界点を超えないよう、上記で説明した「短い距離(Low Amplitude)」での操作が重要となってくるのです。

ちなみに、力(パワー)でアジャストしない限り(HVLAでアジャストする限り)解剖学的限界を超えることはありません。解剖学的限界をスピードで超えるには、加速度4G(約110m/秒)必要であり、一流のカイロプラクターでも2G(約55m/秒)を超えることができないと言われています。

骨を動かすアジャストのインパクト

収縮した筋を伸ばし、腱を効率よく的確に伸長させるためには、アジャスト時のインパクトを最大にする必要があります。

【インパクト=質量×加速度×距離】

アジャストの距離は、解剖学的限界を超えないためにも、短ければ短いほど安全です。また、施術者の質量は変えられません。したがって、インパクトを大きくするためには「加速度/速いスピード(High Velocity)」が重要となってきます。

ボキっという音は重要ではない

アジャストする際のセットアップ時に、関節の遊びを取り除く過程で関節包内の圧が高まるため、関節包内に存在するガスが圧縮され気泡が作られ、アジャスト時にボキっという気泡の破裂音(クラック音)が発生します。

アジャストの目的は、ゴルジ腱反射を回復させるために伸張反射を発生させること、つまり腱を伸長させることです。音を鳴らすことではありません。腱が伸長していればOKなのです。音で改善するわけではありません。

的確にアジャストしたのにクラック音が鳴らなかったからと、音を追い求めて何度もアジャストし直すと、いわゆる危険なボキボキ整体になってしまいます。

アジャストによる効果

■ 伸張反射を発生させ、ゴルジ腱器官を回復させることでゴルジ腱反射を生じさせ、骨を引っ張っている筋の収縮を抑制する(弛緩させる)ことで、ズレていた「骨の配列を改善」→「関節の解放」→「症状の減少」へと導きます。

■ アジャストで伸張反射を発生させる際に、筋や腱に一瞬ストレスがかかります。そのストレスの刺激が引き金になり、下垂体によって生成されるホルモン-エンドルフィン(脳内麻薬とも呼ばれている)が放出されると言われています。エンドルフィンには強力な「鎮痛効果」と「抗炎症効果」があります。

※ (参考までに)脳内麻薬と呼ばれる4種のホルモン:セロトニン、ドーパミン、オキシトシン、エンドルフィン

多くの素人がもつ疑問
よくある質問

「左に変位している一つ椎骨に対し、例えば、左をアジャストして、その後、右もアジャストすると元に戻りませんか?」

答えは「戻りません」

一つの椎骨には、左右に多くの腱/筋が付着しています。一方へ変位しているからといって、一方の腱や筋だけが異常を起こしているわけではありません。他方の腱や筋も異常をきたしている場合も多くあります。

上記で説明したように、アジャストは腱を急速ストレッチして伸張反射を促し、ゴルジ腱器官の機能を回復させてゴルジ腱反射を発生させ、過緊張を起こし収縮している筋を弛緩させて変位していた骨を正常位置に戻すものです。

したがって、一方の大きな変位を先にアジャストし筋を弛緩させた後、残っている他方の異常を起こしている腱/筋も弛緩させるために、左右両方をアジャストするのです。

筋を弛緩させるためのアジャストなので、左右両方にアジャストを加えたところで、元の変位に戻ることはありません。

的確なアジャストは限りなく安全です

正当なカイロプラクターは単に、ボキボキとアジャストしているのではなく、非常に緻密な作業を行っているのです。ボキっといった派手な音が鳴るため、骨や関節だけに着目されがちですが、実際にしていることは、骨に付着している腱に急速なストレッチをかけ、腱につながる筋肉を弛緩させるために感覚神経や運動神経の調整をしているのです。

ボキっというクラック音はあくまで、偶発的に起こるオマケのようなものです。

たしかに、ボキっとしたことで事故に至るケースもありますが、アジャストを行っている全人口からみれば、事故が起きるケースの割合は極めて小さいです。事故を起こしていない術者の方がはるかに多いのです。

例えば、アメリカでは、1988年~2018年の30年間にアジャストによる医療過誤訴訟は45件発生しています。そのうち、アジャストによる事故だと判断されたケースは10件のみ(2003年における全米のカイロプラクターの数は20,660人。全世界のカイロプラクター人口は10万人以上、オステオパスのHVLAマニピュレーターを加えるとアジャストを行う術者の数はさらに多い)

アジャストを行う全人口 vs 整体を行う全人口を比べると、両者の総人口数に対する事故件数の割合(パーセンテージ)だけで比較するのであれば、セクシャルハラスメントで捕まっている整体師や鍼により気胸を引き起こす事故の方が多いと思います。

力(パワー)でアジャストするのではなく、スピード重視で的確にアジャストを行っている限り、そして、禁忌となっている症状に対して施術するのではない限り、カイロプラクティックのアジャストは非常に安全で有効な手技療法なのです。

ちなみに、アジャスト後に「よし、ハマった!」「よし、入った!」と言う施術者がいますが、「ハマる」「入る」といった表現はカイロプラクティックにおいては不適切であり、その人の施術はカイロプラクティックではなくボキボキ整体といえます。

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