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起立性調節障害の治し方【脳の整体】大田区大森/蒲田/川崎

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HALOカイロプラクティック☆平和島整体院

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~起立性調節障害~
自宅での治し方


起立性調節障害の治し方

起立性調節障害は治る病気です

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本来、子供の起立性調節障害とは、学校には行きたいけれども、身体の成長に自律神経の成長が追いつかず、自律神経のバランスを崩してしまう「身体的な問題により午前中から学校に行けない病気」を指します。

しかし、自律神経を崩してしまう原因の一つに、「心の問題」もあります。心の問題から自律神経が崩れ、その結果として起立性調節障害を発症させてしまうこともあります。

例えば、家庭や学校でのストレスです。受験や勉強ストレス、人間関係ストレス、家庭内ストレス、環境ストレスなど。

病院では、血圧の数値などから「起立性調節障害」と診断するだけで、なぜ発症したかの原因までは特定しません。

原因が身体的な問題であれば、物理的な治療で改善するでしょうが、心の問題であれば、物理的な治療では一時的に回復してもまた再発するのは明白です。

したがって、起立性調節障害と診断されたなら、まずは、お子さんにかかっているストレスがないかを確認する方が先決です。もしあれば、それを取り除いてあげることが大切です。

起立性調節障害の主な原因

また、身体的な問題から起立性調節障害を発症しても、長期間学校を欠席していると学校に行きづらくなってしまい、そのうち、学校へ行きたくないといった心の問題へと移行してしまうケースもあります。

起立性調節障害になる子供の多くは、「とても繊細な心の持ち主」「周囲に対しとても気を遣う」「周囲の目を必要以上に気にする」「まじめ」「責任感が強い」「ストレスをため込みやすい」等々の傾向にあるようです。

ストレスが過剰にかかってしまうと、自律神経(交感神経と副交感神経のバランス)が崩れるだけでなく、内臓の副腎にも影響がでてしまい、起立性調節障害と同じ症状を発症させる「副腎疲労症候群」にもなってしまいます。

ジュースやお菓子など、毎日甘いものを摂っていると、起立性調節障害と同じように血圧が下がってしまう「低血糖症」になってしまいます。

ストレスが原因で発症してしまった場合は、まずそのストレスを取り除く必要がありますが、特にストレスになりそうなことが見当たらない場合は、次の点を改善して自律神経バランスを整えていく必要があります。

自宅で行うべき改善ポイント

一日における水分摂取量は食事以外で平均1.5リットル!

起立性調節障害の子供は血液量が少ないので、循環する血液量を増やすためにも十分な水分が必要です。

体内水分が少ないと循環血漿流量が維持できず、十分な血圧を維持できないわけです。つまり、体内水分が少ないと血圧が低下してしまいます。

人間が尿や汗、涙、便、唾液、呼吸などで一日に身体から排出される水分量は平均2.5リットルであるのに対し、バランスの良い食事から得られる水分と体内で作られる水分量の合計は約1.3リットルです。つまり、単純計算であと1.2リットルの水分が必要になるわけです。

身長、体重、季節、運動量、食事量などにより個人差はありますが、最低でも1リットル以上は身体に必要な水分量だと考えてください。推奨される摂取量は1.5~2リットルといわれています。食が細かったり、汗をかく季節はもっと必要かもしれません。

起立性調節障害の場合、平均して体重が45kg未満なら1.5リットル、45kg以上なら2リットルは摂取してほしいです。

一度に大量の水分を摂取するのではなく、一日を通してこまめに分けて摂取するのが良いです。一度に大量摂取しても、身体に吸収される前に尿で流れ出るだけです。

起立性調節障害の改善に必要な水分量

また、水分はできれば水が良いですが、お茶でもかまいません。スポーツドリンクでも良いという医師もいますが、スポーツドリンクには糖分が大量に含まれていますので、オススメはしません。低血糖症や急性糖尿病を招くリスクがあります。

注意点として、夏にクーラーの効いた部屋で汗もかかずにいる状態での、3リットル以上の水分摂取はほどほどに。ただでさえ少ない体内の塩分濃度が更に薄まり、「水中毒」の危険性がでてきます。

食事はしっかりとる。

起立性調節障害の人は、朝起きれず朝食を抜いたり、食が細いことが多いです。

しかし、思春期の子供は育ち盛りで新陳代謝も活発なため、エネルギー消費も多く、自律神経の交感神経と副交感神経を正常に働かせるためにも、できる限り食事はしっかりととるようにします。

血液をつくり、血圧を上げるためにも必要なことです。

特に、朝遅く起きたとしても、朝食は必ずとってほしいです。朝食をとる目的は3つあります。1つ目は、自律神経が刺激されます。2つ目は、食べることで肝臓が働くので肝臓に多くの血液が流れ、その血液が全身をめぐることで全身の血流が上がります。3つ目は、精神的に余裕が生まれるからです。

したがって、朝食は自律神経を整え、心身のウォーミングアップを行う絶好の機会といえます。

食事は、動物性たんぱく質(肉や魚、卵など)と、抗酸化成分を含む野菜(人参、カボチャ、ナスなど)をバランス良く摂取することもお勧めします。朝起きられず朝食を摂れない場合は、昼食と夕食で特にバランスのとれた食事が求められます。

また、食事の時は良く噛む(咀嚼する)ことです。噛むという行動は、脳のセロトニンの分泌を増やすと言われています。

一日における塩分摂取量を+3グラム程度増やす。

エネルギー消費量の多い子供にとっては、大人に合わせた味付けでは必要な塩分摂取量が不足しています。

したがって、起立性調節障害を発症した子供の血圧を上げるためにも、また、循環血漿量を増やすためにも、一日の食事から摂れる総塩分量に、+3グラムほど多く摂るようにしてください。

基本的に塩分は一日に10~12グラム摂取してほしいのです(ただし、この量は水分を1.5リットル以上摂取する前提です。)

水分摂取量を増やせば、必然的に体内に必要なナトリウム(塩分)量は薄まってしまいますので、塩分を増やすことは必要なことです。

また、低血圧の状態を高血圧にするためにも、やはり塩分は必須です。

当院では、岩塩の粒を推奨しています。下記のような市販の岩塩の場合、粒の大きさにもよりますが、だいたい30粒程度が3グラムに相当しますので、例えば、3粒を10回に分けて摂取するとか、5粒を6回に分けて摂取するといった具合にして、塩分を摂取してみてください。

岩塩
(例:市販のミル用岩塩|詰め替えできるものがオススメ)

注意する点は、岩塩にしろ、普通の塩にしろ、一度に大量に摂ると胃が荒れて気持ち悪くなりますので、気を付けてください。少量を一日に何度も摂取するようにしてください。

塩飴や塩タブレットで塩分を補おうとする人がいますが、ほとんど効果はありません。健康な人が塩分補給として摂る分には良いのですが、もともと血圧が低い起立性調節障害の子供が食べても、微々たる塩分摂取量にしかなりません。普通の飴よりはマシといった程度です。

砂糖の摂取量を減らす。

毎日甘いお菓子を食べたりジュースを飲む子供は、砂糖の影響から自律神経バランスを崩すことが多々あります。

糖類の過剰摂取は、糖を分解するインスリンの過剰分泌を促してしまい、血管を収縮させてしまったり、血糖値を急激に上げたり下げたりしてしまいます。

その結果、頭痛や立ちくらみ、気分の変動、朝起きられない、集中力の低下…等々といった起立性調節障害と同じ症状が現れますし、さらに内臓の働きをも弱め、免疫力の低下をも引き起こしてしまいます。「低血糖症」や「急性糖尿病」を引き起こす危険性もあります。

また、糖質は副交感神経を優位にしてしまいます。ただでさえ、副交感神経優位の起立性調節障害ですので、今以上に、副交感神経を優位にさせると、倦怠感がひどくなったり、ストレスにも過剰に反応してしまうようになります(いわゆる感情がキレやすくなります)。

加えて、炭酸飲料水も控える必要があります。炭酸は二酸化炭素を多く含んでいるので、飲むと二酸化炭素の血中濃度が上がってしまい、自律神経の副交感神経を刺激してしまいます。

副交感神経が刺激されると、血流障害や低体温、免疫の過剰反応をおこしアレルギーなどが発症しやすくなってしまいます。カフェインが含まれるコーヒーやコーラ…等々の摂取も注意してください

受験勉強などで甘い物をとることもあるかと思いますが、「脳のエネルギー=砂糖」ではありません。脳のエネルギーに必要なのは「ブドウ糖」です。

適度な運動はOK/激しい運動はNG

適度な運動は交感神経を活発にするので、副交感神経優位の起立性調節障害を改善させるのに必要です。

また、自律神経のバランスが崩れると、低体温になる傾向があるので、運動により血流を促進させると、体温や血圧が上がり、朝の目覚め、ストレス解消にも効果的です。

したがって、起立性調節障害からの回復には、無理をしない程度の軽い運動のリハビリが必要なのです。30分程度の軽い散歩で十分です。脚の筋肉量を増やすことが重要です。下半身にたまった血液を上半身に戻すには、血管ではなく筋肉のポンプ作用が必要不可欠だからです。

ただし、心拍数が急上昇するようスポーツやダンスといった激しい運動は控えてください。起立性調節障害のときに交感神経が活発になり過ぎると、副交感神経への切り替えがスムーズにできなくなり、人によっては症状が悪化します。

また、運動しなくても日差しの強い日に外に長時間いると、あるいは、お風呂に長時間いると、自覚の有無にかかわらず発汗により体内の水分と塩分が減ってしまいます。体内の水分量が減ると血圧が必然的に下がってしまいますので、症状は悪化します。

二度寝は止める

一度目が覚めたら、自律神経の交感神経優位を維持させるためにも、できるだけ身体を起こします。

ベッドや布団から出ることができなくても、上半身だけでも起こした状態にもっていくようにします。

上半身を起こすのが難しいのであれば、逆に足を高く上げるようにします。下半身に溜まった血液を上半身へ下げるようにします。

学校が休みの土曜日や日曜日、祝日であっても、起立性調節障害が改善するまでは、毎朝決まった時間に起きる(目覚まし時計を鳴らしたり、声をかけたり、カーテンを開けたりして起こす)ように習慣づけることも大切です。

スマホやパソコン、ゲームなどはほどほどに

機器類が発するブルーライトは、エスプレッソ2~3杯を飲んだときと同じくらいの覚醒状態になると言われています。

つまり、眠りたくても眠れない状態になり、朝方になってやっと眠りにつくと、必然的に目覚めるのは昼頃といったことになり得ます。

また、PCやスマホ、ゲームなどを長時間使用していると、ドライアイ(目の乾燥)に発展してしまい、眼精疲労から視神経を刺激し、頭痛を起こしやすくなります。スマホやPCが普及した近年、眼精疲労による頭痛が年齢問わず急増していると言われています。

過干渉・過保護を止める

小中高生の子供の言動や行動、態度に対して、親としては愛情やしつけから何かと口を出したくなるとは思いますが、過剰な干渉はお互いにストレスを生むことになってしまいます。

社会に出たことのない10代の子供のストレス耐性は大人の耐性ほど強くはありません。ストレスは自律神経バランスに悪影響を及ぼしてしまいますので、干渉し過ぎかも…と思われるのであれば、少し干渉を止めてみることも大切です。

過保護も同様です。親は自身が過保護にしている自覚がないこともありますが、精神的自立が始まりだす子供にとって親の行き過ぎた優しさは、思春期の精神的自立に向かう子供にとってストレスになることもあります。子供のためにも少し距離をとってみるのも必要なことです。

朝は決まった時間に日を浴びさせる

起立性調節障害だからと、朝起こさずに、子供が起きるまで放っておくようなことはしないでください。

学校に行く時間には、せめて、声をかけカーテンを開けるなどして部屋に日の光を入れ、自律神経の交感神経が働くようにしてください。

朝の日光は体内時計をリセットするために必須です。子供が目覚めなくても、雨戸やカーテンは開けて部屋を明るくしてください。そして、「〇時だよ。起きなさい」などと声をかけてください。一度で起きないときは、10~20分置きに何度か根気強く声をかけてあげてください。

その際、身体を強くゆすったり、乱暴に布団をはがしたりしないようにしてください。声をかけるだけで十分です。起立性調節障害の子供がいったん起き上がったなら、一つひとつの動作が緩慢になりますので、焦らせず、ゆっくりで良いので朝の準備をさせましょう。

子供の体内時計をリセットしてあげないと、いつまでたっても身体の自律神経がうまく機能してくれません。また、夜は遅くとも11時くらいにはベッドや布団に入るようにしましょう。

処方薬が合っていない可能性あり

「症状に変化が見られない」や「むしろ悪化しているように感じる」のであれば、医師へ一度相談してみてください。

病院で処方される薬の多くは、血圧をあげるメドドリン(メトリジン)や漢方薬のはずです。

医学的にみた起立性調節障害は、身体の成長過程に自律神経が追いついていないために起こる病気として考えますので、もし、原因が心の問題であったり他の病気であった場合、見当違いな薬となってしまい、副作用の方が怖いです。

ただ、日本小児心身医学会のガイドラインによると「薬物療法による効果は低い」といった記載がありますので、処方薬だけに頼るべきではないのかもしれません。

心の問題も疑ってみる

起立性調節障害と診断されたの子供達の中には、学校や家庭など、大人にはわからない子供ならではの悩みやストレスがあります。

時代とともに子供を取り巻く環境も昔とは違ってきていますし、ストレス耐性も弱くなってきています。そして、様々なストレスから自律神経のバランスを崩し、起立性調節障害を発症させることもあります。

心の問題で発症させた起立性調節障害は、身体の問題で発症する起立性調節障害とは症状は同じでも原因が異なるため、薬や施術では治りません。あるいは、薬や施術で一時的に症状が回復してきたように思えても、すぐに再発してしまいます。

心の問題が原因の場合は、その問題を解決させることが重要になります。

また、起立性調節障害の子供の中には「学校には行きたい。でも、朝から学校に行かないと学校に行く意味がない」と勝手に自分の中で「学校に行く、行かない」の線を引いてしまう子供がいます。

これでは、自分で自分にストレスをかけて自律神経の治りを遅めてしまっているようなものです。そして、欠席が長期化し、学校に行きづらい状況にますます陥ってしまいます。午後からでも、1時間だけでも良いので、「気楽な気持ちでクラスに顔を出しておく」ことが大切です。

小中学生の間(義務教育の期間)は、無理やり学校に行かなくても良いと割り切ってしまうのも一手ではあります。フリースクールもありますし、高校生なら通信制に変えても良いのではないでしょうか。

歯列矯正の可能性もあり

歯列矯正でも、マウスピースタイプであればまだ問題ありませんが、ワイヤーで四六時中装着しているタイプは、上顎骨の動きを阻害してしまいます。

頭蓋骨(顔面骨を含む)は15種23~24個の様々な骨が噛み合って構成されています。そして、呼吸に合わせ肺が膨らみ肋骨が膨らむように、頭蓋骨もわずかに膨らんだり縮んだりしています。その際、23~24個の骨はそれぞれが連動し合っているのです。

歯をワイヤーで固定してしまうと、必然的に歯とつながっている上顎骨の動きも固定されてしまいます。上顎骨が動きが固定されると、連動する他の骨の正常な動きにも影響し、間接的に脳への影響もあると考えられます。

脳に影響があれば、自律神経への影響も当然考えられるわけで、起立性調節障害が起こっても不思議ではないのかもしれません。

歯列矯正により、頭痛が発生しやすいことは有名です。

親の焦りは子供のストレスに

子供の体調が心配なのはとてもよくわかりますが、親の焦りは、子供も敏感に感じ取ります。そして、子供のストレスになってしまいます。

頭でわかっていても、焦ってしまう…というのであれば、いつでもHALOカイロプラクティック☆平和島整体院にご相談ください。

当院での施術でも、病院での薬による治療でも、どちらにせよ、ご家庭での生活習慣改善の努力も必要です。一緒に改善させていくという気持ちで取り組むことが、起立性調節障害を治す一番の近道であることは、間違いありません。

HALOカイロプラクティック☆平和島整体院へご相談ください

どのような治療を行うにしても、まず第一に水分と塩分摂取は必要不可欠になります。

車に例えると、水や塩分はガソリンやエンジンオイルにあたります。新車でも、ガソリンやエンジンオイルが入っていなければ車は動きません。

また、ガソリンやエンジンオイルが入っていても、エンジンが完全に止まっていたら再度エンジンをかけなおさければ、車は動きません。

当院の施術は、エンジンをかけなおす行為にあたります。もし、いろいろ試してみても一向に良くなる気配がなければ、いつでもお気軽に当院へご相談ください。大田区をはじめ、品川や川崎から来院する子供が多いです。


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