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起立性調節障害と不登校【脳の整体】大田区大森/蒲田/平和島

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HALOカイロプラクティック☆平和島整体院

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起立性調節障害と
不登校の定義の違い


起立性調節障害と不登校

起立性調節障害と不登校

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「朝起きたら頭が痛くて学校に行けない」「無理して通学していたら途中でお腹が痛くなる」「夕方になるにつれて体調は良くなってくるけれど、また朝が来ると体調が悪くなる」そして「学校を遅刻、欠席するにようなった」等々。。。

このように訴える子供の多くは、小学生、中学生、高校生に発症する「起立性調節障害」という病気にかかっていると思われます。

起立性調節障害とは、思春期に発症することが多い自律神経失調症(自律神経機能不全)の一種であり、全国の小学・中学・高校生全体の約1割、だいたい100万人かそれ以上はいると考えられています。

適切な治療を受けて早期に回復できれば問題ありませんが、起立性調節障害を単に「怠けているだけ」「弛んでいるだけ」「甘えているだけ」と放置したままにしておくと重症化し、遅刻→欠席→不登校となり、進級や進学ができずに自暴自棄になったり、ひきこもりになったりすることがあります。

起立性調節障害は、思春期を過ぎると自然と治ってくる病気であり、死に至るような病気ではありませんが、割合は少ないですが、成人になっても症状を引きずる人もいます。

ただ、思春期を過ぎると治るといっても、子供の勉強や自己の成長に大切な時期を、学校に行けずひきこもってしまうのは、進級や進学にも影響しますし、将来的にも非常に心配なことです。

「病院で検査をしたわけではない」けれども、症状から見て起立性調節障害 “かもしれない” と保護者が子供を当院に連れてくるケースがありますが、原因は学校の友達や教師とのトラブルからくるストレスであることもあります。

つまり、メンタルの面に起因する不登校なわけです。そして、そのような子供に、最初の問診でそれとなく学校のことについて聞いても「学校は楽しい」「学校には行きたい」と答える子が多いです。

子供は自分の悩みを整理して言葉にすることに慣れていません。しかも、プライドが傷ついたような出来事を話すことは、プライドが許さず、親にも本当のことを話しません。

あるデータによると、全体の3分の2の子供達は自分のプライドが傷ついたような出来事を親を含めた周囲に話していない事実があるとのことです。

つまり、メンタル面から発症している子供は、悩んでいることを親や周囲には知られなくない、知られることがカッコ悪い、恥ずかしい、大人に頼りたくない、相談しても無意味だ、等々と自分の中に気持ちを抑え込んでしまうタイプが多いのです。

また、我慢強いタイプ、周囲に気を遣うタイプ、マジメで責任感が強いタイプも多いです(起立性調節障害の子供にも多い)。そのようなタイプの子供は、なかなか本音を表に出してくれないわけです。

メンタル面から学校に行けなくなった子供は、起立性調節障害の子供と同様、朝は体調が悪く、午後になって多少元気になり、夜になるとまた体調が悪くなることが多いように思われます。「朝→学校に行きたくない」「夜→明日学校に行きたくない」といった気持ちになるのかもしれません。

メンタル面が原因で頭痛や腹痛といった症状がでている子供は、原因が学校、友達、あるいは教師にあるわけですから、そのトラブルを解決することが先決です。おそらく、トラブルが解消すれば、学校に行けるようになると思われます。

一方、起立試験検査で「起立性調節障害」と診断された場合は、自律神経機能不全により、血圧や脈拍が立ち上がった時と寝ている時とで大きく変化してしまい、頭痛や立ちくらみが起こる身体疾患ですので、自律神経のバランスを整える治療が必要になります。

保護者の方は、子供が身体的な病気の「起立性調節障害」で学校に行けないのか、学校でのトラブルによる精神的な問題なのかを見極めるためにも、まずは病院で子供に適切な検査を受けさせてほしいです。

そして、何かしらメンタル面からくるストレスが原因で不登校になっているのであれば、学校、教師、子供とよく相談し解決策を見つけてあげてほしいです。

「学校でのトラブル→ストレス→心身症→不登校」なら、心療内科のようなメンタルケアが必要ですが、もし「学校でのトラブル→ストレス→起立性調節障害→不登校」であれば、トラブルの解決と共に、起立性調節障害の治療も必要です。

起立性調節障害と心の問題

起立性調節障害を患った子供は、一般的に、繊細で周囲に気を遣う性格傾向にあるといわれます。周囲の大人たちからは「よくできる子」「偉い子」と評価されていたかもしれません。

親からも「小さいときはわがままを言わず、素直で、親の言うことをよく聞く手のかからない子だった」と言われるような子供が起立性調節障害にかかることが多いように思います。

集団行動の場でも、自分の考えを押し通そうとはせず、友達に合わせた行動をしたり、周囲の期待に応えようと頑張る子供ではないでしょうか。

このような子供たちは、優しく思いやりがあり、親切で、協調性があるように思われがちですが、その反面、ストレスを内にため込んでしまうことが非常に多いです。

自律神経はストレスに大きく影響します。そして、起立性調節障害は、基本的に自律神経の働きが悪くて起こる「身体疾患」です。大人で言えば、自律神経失調症です。

幼児期から様々なストレスを心にため込んでいると、起立性調節障害の発症に伴って、心の問題が噴出することがあります。いわゆる「キレる」といった状態です。精神的にかなり不安定になります。大暴れすることも、物を破壊することも、親に殴り掛かることもあるかもしれません。

親も子供の売り言葉に買い言葉で、言い合いになり、子供が部屋に引きこもってしまうことにもなり得ます。長引けば、「引きこもり」「ニート」といったことにもなりかねません。

起立性調節障害を発症した子供達の50%以上が、「不登校」にもなっているというデータもあります。ちなみに、起立性調節障害が「学校には行きたいけれども不調で行けない」状態であるのに対し、不登校とは「学校に行く気がない、行きたくない」状態を指します。

その不登校になってしまうと、心の問題になってしまうため、起立性調節障害の改善よりもはるかに大きな問題となり、解決までに時間がかかります。

起立性調節障害と不登校の違い

「起立性調節障害」や「不登校」になる多く子供は、学校でのトラブル、特に、友達との関係について大人に本当の気持ちを話せない・話さないことが多いです。

また、子供なりにプライドがありますので、外で恥ずかしい思いをしプライドを傷つけられたことを恥ずかしく思う傾向があります。周囲に気を使ったり、我慢強かったり、まじめで責任感が強い子供も多いです。

こういうタイプの子供は、友達にからかわれたり、いじめられることも少なくありません。

理解のない教師からは「気合が入ってない」「やる気がないだけ」「根性がない」「怠けている」「集中しろ」などと注意されることもあり、子供に多くのストレスがかかっていることが多々あります。

起立性調節障害の症状の特徴として、一般的には午前中、特に朝ベッドや布団から起き上がる時に強く現れ、午後から夜にかけて緩和されてくる傾向があります。

朝に体調不良で学校を欠席したにもかかわらず、午後あるいは夜になると元気になり、テレビをみてゲラゲラ笑っていたり、ゲームに夢中になっている子供の姿を見ると、親からすると、「朝に体調が悪くなるのは夜寝るのが遅いからだ」「もっと早く寝れば朝スッキリ起きれるはずだ」「もしかしたら、単に怠けているだけかも」と考え、ついつい子供に対して口やかましく叱ってしまうようです。

教師は生徒が学校を欠席し始めると、まず最初に、「不登校」になったのではないかと考えます。昨今、国の対策により、不登校対応が昔に比べて、飛躍的に改善され始めたからです。けれども、「起立性調節障害」への対応はまだまだ十分ではありません。

起立性調節障害は命にかかわるような病気ではなく、成人になれば高い確率で自然と完治する病気のため、学校側としては、最悪なケース(自殺や殺人)といったことを防ぐためにも、学校を欠席=不登校(学校でのトラブルによる精神的問題)と考え対応しようとします。

ちなみに、医学的には「起立性調節障害」と「不登校」の二つの定義には違いがあります。

簡単に言うならば、「起立性調節障害」とは、成長過程における自律神経機能不全により「学校に行きたいのに行けない」ほどの頭痛や腹痛、吐気、食欲不振といった状態になってしまう病気です。

一方、「不登校」とは、何かしらのトラブルにより「学校に行きたくない」という精神的な問題から、「頭が痛い、お腹が痛い、吐気がして食欲がない、眠れない・・・等々」の症状がでます。そして、その症状は、朝や午前中だけに限らず、日中、夜も現れることが多いです。

昔は、「神経症的は登校拒否」と呼ばれていました。

先ほども述べましたが、多くの子供は、親を含め大人に正直に学校での問題を話してくれません。ですので、起立性調節障害と不登校の朝に現れる症状が似ているだけに、起立性調節障害なのか不登校なのか判断が難しいところです。

したがって、もし子供が朝になって「頭が痛い、息苦しい、お腹が痛い、立ちくらみがする、食欲がない、、、」などの症状を訴え始めたら、まずは病院(多くの場合、小児科)を受診し、起立試験検査を受けてみてください。

検査にて起立性調節障害だと診断されたなら、治す手立てはあります。当院でも、脳の整体により、多くの子供が改善し早期に学校へ復帰できています。

また、検査に問題がなかった場合、もしかしたら、子供は学校で何かしらの問題を抱えて苦しんでいるのかもしれません。おそらく、最初のうちは親に心配をかけまいとする気持ちや、プライドから恥ずかしいという気持ちで本当のことを話してくれないかもしれません。

しかし、それでもその言葉を鵜呑みにするのではなく、日々観察してみてください。子供のSOSを見逃さないであげてください。


もし、本当に学校や家庭での問題が何もなく、子供本人も本当に学校に行きたいと思っているのであれば、HALOカイロプラクティック☆平和島整体院へご相談ください。自律神経が乱れているだけであれば、きっと改善します。

起立性調節障害は、短期改善・早期回復を目指す【脳の整体】の適応になります。施術回数は10回程度になります。


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