起立性調節障害と鬱病【脳の整体】大田区大森/蒲田/平和島
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HALOカイロプラクティック☆平和島整体院
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起立性調節障害？
それとも、うつ病？
起立性調節障害とうつ病
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最終更新日：
著者：HALOカイロプラクティック 院長 HARU M.D.
中高年の起立性調節障害は、うつ病の症状と共通するものが多くあるため、間違われることも多々あります。そして、うつ病として「抗うつ薬」を処方されてしまうのですが、この薬の作用が、うつ病でなく起立性調節障害の人を本当にうつ病にさせてしまうこともあります。
起立性調節障害
中高年における起立性調節障害は、加齢によるホルモンバランスの乱れに自律神経のバランスが追い付かず、自律神経の機能に異常をきたし、夜寝ていて朝起きに立ち上がろうとすると、横になっていた状態（水平状態）では脳へ回っていた血流が、身体を起こした状態（垂直状態）になると重力により血液が下半身へと一気に流れ落ちるため、脳に低血圧（貧血）がおこります。
自律神経が正常に機能していあれば、交感神経の働きにより、脚の血管を収縮させて血圧を上げることで、下半身へ血液が下がることを防げるのですが、起立性調節障害の場合は、血管の収縮が十分にできず、脳への血流を維持できなくなるのです。
年齢問わず、起立性調節障害の症状としては、主に、朝起きられない、食欲不振、寝つきが悪い、めまい、午前中に調子が悪い（午後は回復）、怠さ、立ちくらみ、頭痛、腹痛、起立による失神、イライラ、無気力…等々。
更年期障害とも似ています。自律神経失調症と診断されることもあります。
うつ病
うつ病は、人間関係、家庭の事情、仕事…等々の社会に適応できなくなったりなどの様々なストレスにより、意欲や気分を調整する脳の神経伝達物質「セロトニン」や「ノルアドレナリン」などの量が減ることが、うつ病という「心の病気」を引き起こす要因と考えられています。
うつ病の症状としては、寝つきが悪い、夜中に目が覚めてしまう、朝目が覚めない、日中の強い眠気、食欲不振、（食欲低下からの）立ちくらみ、怠さ、イライラ、無気力、疲れやすい、頭痛、腹痛…等々。
一見、「起立性調節障害」「 うつ病」の症状は、非常に似通っているように見えます。
起立性調節障害とうつ病は違います！
現れる症状が似ているだけに、「起立性調節障害」と「うつ病」が混同されることがありますが、この二つはまったく違います。
起立性調節障害は自律神経失調症の一種であり、身体的な病気です。そして、うつ病は、心の病気です。よって、起立性調節障害とうつ病は全く異なります。
もちろん、起立性調節障害が長引き、仕事や家庭、友人関係などの社会生活に支障がでるといったストレスから、誰しもうつ病を発症させてしまう可能性は十分にありますので、注意が必要です。
しかも、この起立性調節症は本人だけでなく、周囲も不調をきたしてしまうことがあります。ご主人や奥さんの状態を心配するあまり、ご主人あるいは奥さんがうつ病になってしまうことさえあります。もし子供がいれば、親がうつ病になってしまうと、悪循環で、家庭環境にまで悪影響をあたえてしまいます。
心理的ストレスでも起立性調節障害に
自律神経がかかわるため、起立性調節障害になる原因の一つに「心理的ストレス」もあるとも言われています。
心理的ストレスにより、中枢神経の活動にバランスが崩れ、加齢によるものでなくても、過剰にホルモンを分泌したり、不足したりします。そのため、交感神経と副交感神経の活動バランスも崩れて、いわゆる「心身症（ストレスが発症や過程に関わる身体の病気）」から、起立性調節障害を発症させることもあるのです。
当初は加齢によるホルモンバランスの乱れから起立性調節障害を発症させていても、集中力の低下などから業務にミスが続くなどのプレッシャーから、心身症を発症、そして、いつのまにか、心身症からの起立性調節障害という流れに変化してしまうこともあります。
こうなってしまうと、心理的ストレスを取り除かなければならないという治療が加わってきます。
リスクとしては、心身症からの起立性調節障害が悪化し、うつ病へと発展してしまう可能性もあるのです。
起立性調節障害は一般的に、思春期の子供に発症すると考えられがちですので、大人が起立性調節障害で悩んでいても、周囲は気づいてくれません。
もし、これまでとはちょっと様子が違うと感じ病院での検査を受診しに行くのであれば、大人と同じ内科や診療内科、もしくは、（脳）神経内科を受診してみてください。
少なくとも、うつ病ではないのに、抗うつ薬を処方されたなら、服用は止めるべきです。本当に鬱になってしまいます。純粋な起立性調節障害なのか、心身症によるものなのか、うつ病なのかを、しっかり見極める必要があります。
もし、起立性調節障害でお悩みなら、いつでもお気軽にHALOカイロプラクティック☆平和島整体院へご相談ください。短期改善、早期回復を目指した施術を提供しています。
起立性調節障害は、短期改善・早期回復を目指す【脳の整体】の適応になります。施術回数は10回程度になります。
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